バレーボールとバスケットボールは、どちらも高身長の選手が活躍するスポーツです。しかし、バスケットボールでは非常に長身で体格が特徴的な選手が目立つ一方、バレーボールでは同じような印象を持つ選手が少ないと感じる人もいます。
この記事では、両競技における身長の重要性の違いや、いわゆる「巨人症」と見られるほど高身長の選手がどのように生まれるのか、競技特性の違いから詳しく解説します。
バレーボールとバスケットボールはどちらも高身長が有利な競技
バレーボールとバスケットボールでは、どちらも身長が大きな武器になります。バレーボールではネットの高さを超えてスパイクやブロックを行うため、身長や腕の長さが有利に働きます。
バスケットボールではゴールの高さが決まっているため、身長が高い選手ほどシュートやリバウンド、守備で優位になります。特にゴール付近でプレーするセンターやパワーフォワードでは、高身長選手の価値が非常に高くなります。
ただし、同じ高身長が求められる競技でも、求められる身体能力や選手の役割には大きな違いがあります。
バスケットボールで極端な高身長選手が目立つ理由
バスケットボールでは、身長が極端に高い選手でも競技に適応しやすい特徴があります。例えばNBAでは、身長220cmを超える選手が珍しくありません。
理由の一つは、バスケットボールが「高さそのもの」を直接得点や守備につなげやすい競技だからです。ゴール下では数十cmの差がそのままリバウンドやシュートブロックの差になります。
例えば身長230cm級の選手は、相手より高い位置からシュートを打ったり、手を伸ばすだけで相手の攻撃を防いだりできます。そのため、極端な体格の選手でも大きな価値があります。
バレーボールでは身長だけでは勝てない理由
一方で、バレーボールでは単純に身長が高ければ活躍できるわけではありません。ジャンプ力、俊敏性、技術、判断力など多くの能力が必要になります。
バレーボールではラリー中に何度も移動する必要があり、守備やレシーブでは素早い反応が求められます。そのため、極端に大きな体格よりも、身長と運動能力のバランスが重要になります。
例えば230cmを超える選手がいたとしても、素早い移動やジャンプ動作が難しければ、必ずしもチームにとって最適な選手になるとは限りません。
競技人口やポジションの違いも影響している
高身長選手の見え方には、競技人口やポジション構成も関係しています。
バスケットボールでは、チーム内に長身選手が必要なポジションが明確に存在します。特にインサイドの選手は、身長が大きなアドバンテージになります。
一方、バレーボールでは6人全員がコート上で役割を持ち、レシーブ専門のリベロのように身長よりも技術や俊敏性が重要なポジションもあります。そのため、チーム全体を見ると極端な長身選手の割合が少なく感じられます。
「巨人症」と高身長アスリートは同じではない
スポーツ選手を見て「巨人症のように見える」と感じることがありますが、医学的な巨人症と、遺伝的に非常に高身長であることは別のものです。
巨人症は成長ホルモンの異常などによって平均を大きく超えて成長する病気です。一方、プロスポーツ選手の多くは、遺伝的な体格や成長環境によって高身長になったケースです。
高身長選手は競技に適した体格として選ばれ、トレーニングによって能力を伸ばしている場合が多くあります。
バレーボールにも非常に高い選手は存在する
バレーボールでも200cmを超える選手は多く存在し、世界トップレベルでは長身選手が重要な役割を担っています。
特に男子バレーボールでは、2mを超える選手がスパイクやブロックで大きな力を発揮しています。ただし、バスケットボールほど230cm級の選手が頻繁に注目される環境ではありません。
これは、バレーボールが高さだけではなく、ジャンプ、技術、連携によって勝負が決まる競技だからです。
まとめ
バスケットボールで極端な高身長選手が目立つのは、ゴール付近で高さが直接得点や守備につながる競技特性があるためです。
一方、バレーボールでも身長は重要ですが、移動能力やジャンプ力、技術とのバランスがより求められるため、極端な長身選手だけが注目されるわけではありません。
両競技とも高身長は大きな武器ですが、競技によって求められる身体能力が異なるため、見た目の印象に違いが生まれていると言えます。


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