高校生からフィギュアスケートを始めた場合でも、正しい体づくりと練習を続けることで技術を伸ばすことは可能です。特にレッスンに通える回数が減った時期は、陸上でできるトレーニングを取り入れることでスケートの感覚を維持しやすくなります。
この記事では、フィギュアスケート初心者が夏休みなどを利用して取り組みたいランニングや柔軟、クロスやバックスケーティングの上達につながる体の準備について解説します。
フィギュアスケートに必要な体づくりとは
フィギュアスケートでは、単純な筋力だけではなく、バランス能力、柔軟性、体幹の安定性、持久力などが重要になります。
特に初心者の段階では、ジャンプの高さよりも正しい姿勢を維持する力や、片足で滑る安定感を身につけることが大切です。
そのため、氷上練習が少ない期間でも、体の使い方を意識したトレーニングを行うことでレッスン再開後の成長につながります。
フィギュアスケート向けのランニング時間と距離の目安
フィギュアスケートのためのランニングは、長距離を速く走ることよりも、心肺機能を維持することを目的に行うのがおすすめです。
高校生の場合、最初は20分程度の軽いジョギングから始めるとよいでしょう。距離で考える場合は、無理のないペースで2〜3km程度を目安にすると続けやすくなります。
例えば、会話ができるくらいのペースで走り、疲労を残さないことが重要です。毎日頑張るよりも、週3〜4回程度継続する方がスケートには効果的です。
フィギュアスケート選手におすすめの柔軟メニュー
フィギュアスケートでは股関節、太もも、背中、肩周りの柔軟性が特に重要です。柔らかい体はスピンやスパイラル、姿勢の美しさにも影響します。
基本的な柔軟としては、開脚ストレッチ、前屈、股関節まわりのストレッチ、太ももの前後を伸ばすストレッチなどがおすすめです。
ただし、無理に痛いところまで伸ばすのは逆効果です。息を止めず、ゆっくり30秒程度伸ばすことを意識すると安全に柔軟性を高められます。
初心者が特に意識したい股関節と体幹のトレーニング
クロスやバックスネーク、バックスクロールのような滑りでは、足の力だけではなく体幹の安定が重要になります。
自宅ではプランク、片足立ち、スクワットなど簡単なトレーニングでも効果があります。例えば片足立ちを30秒維持する練習は、氷上でのバランス感覚づくりにも役立ちます。
また、鏡を見ながら姿勢を確認することで、上半身がぶれない滑り方を身につけやすくなります。
レッスンに行けない期間の練習で大切なこと
フィギュアスケートは氷の上でしか身につかない感覚もあります。そのため、陸上トレーニングだけで完璧に代用することはできません。
しかし、柔軟性や筋力、持久力を高めておけば、久しぶりに滑った時に技術を戻しやすくなります。
特に初心者の場合は、難しい技を焦って練習するよりも、基本姿勢やエッジに乗る感覚を大切にすることが上達への近道です。
高校生から始めても上達するための考え方
フィギュアスケートは幼少期から始める人が多い競技ですが、高校生からでも努力次第で技術を伸ばすことはできます。
大切なのは、他の選手と比べすぎず、自分の体の使い方を理解して少しずつ成長することです。
レッスンの回数が少ない時期こそ、柔軟や基礎体力づくりに力を入れることで、次に氷上へ戻った時の成長につながります。
まとめ:フィギュアスケート上達には継続できる体づくりが重要
高校生からフィギュアスケートを始めた場合、ランニングや柔軟などの陸上トレーニングを取り入れることで、氷上練習の効果を高めることができます。
ランニングは20分程度の軽いジョギングから始め、柔軟は股関節や下半身を中心に毎日少しずつ続けることがおすすめです。
無理をして体を痛めるのではなく、継続できるペースで基礎を作ることが、クロスやバックスケーティングなどの技術向上につながります。


コメント