柔術で三角締めを決めてもタップがない場合の判定は?アドバンテージと2点の違いを解説

格闘技、武術全般

柔術の試合では、相手を極める寸前まで追い込んでもタップを奪えない場面があります。そのような場合、「三角締めが入っていたならポイントになるのか」「アドバンテージなのか、それとも2点が入るのか」と判定について疑問を持つ人も多いでしょう。

柔術のポイントシステムでは、技が成立したか、相手の防御によって継続できなかったか、ポジションを獲得したかによって評価が変わります。この記事では、三角締めのようなサブミッションアタックが試合でどのように評価されるのかを解説します。

柔術の試合におけるアドバンテージとは

アドバンテージは、相手を極める寸前の攻撃や、ポイントには届かなかったが有効な攻撃を評価するための制度です。

例えば、三角締めを完全にセットし、相手が危険な状態になったものの、時間や防御によってタップまで持ち込めなかった場合、アドバンテージが与えられる可能性があります。

ただし、単に三角締めの形になっただけでは必ず評価されるわけではなく、審判が「相手に明確な危険を与えていた」と判断することが重要になります。

三角締めで2点が入るケースとは

三角締めそのものは、基本的に2点の得点技ではありません。柔術のポイントで2点が入る代表的な技は、テイクダウンや膝割り、スイープなどポジションに関するものです。

そのため、三角締めを仕掛けただけで2点が加算されることは通常ありません。

例えば、相手をガードから三角締めに捕らえて、そのまま極めきれなかった場合は、基本的にはサブミッションアタックとして評価されるかどうかが焦点になります。

三角締めが評価される具体的な状況

三角締めでアドバンテージが入りやすいのは、相手が明らかに危険な状態になり、逃げるために大きな動きを強いられた場合です。

例えば、相手の首と腕が完全にコントロールされ、顔色が変わるほど締めが効いていたものの、相手がギリギリで逃げた場合は評価対象になる可能性があります。

一方で、足が浅い、相手の姿勢が起きている、締める角度が不十分などの場合は、形だけの攻撃と判断されることもあります。

IBJJFルールなど大会による違い

柔術の判定基準は、出場する大会のルールによって細かく異なります。特にアドバンテージの扱いは、大会ルールによって差があります。

IBJJFルールでは、ポイントにならないが有効な攻撃や、ほぼ成功した技術に対してアドバンテージが与えられる仕組みがあります。

そのため、自分が出場する大会では、事前に公式ルールを確認しておくことが重要です。同じ三角締めでも大会によって評価が変わる場合があります。

三角締めを極めるために重要なポイント

試合で三角締めを評価されるためには、単に足を組むだけではなく、相手の姿勢を崩し、角度を作り、逃げ道をなくすことが重要です。

例えば、相手の肩を内側に引き寄せ、自分の体を横に向けることで、首への圧力が強まり、よりフィニッシュに近づきます。

また、三角締めが不発になった場合でも、腕十字やバックテイクなど次の攻撃につなげることで、試合展開を有利に進められます。

まとめ

柔術の試合で三角締めを決めてもタップが取れなかった場合、通常は2点が入るわけではありません。

明確に極まりかけていた、相手が危険な状態だったと判断されればアドバンテージとして評価される可能性があります。

ただし判定基準は大会ルールや審判判断によって変わるため、出場する大会のルールを理解しておくことが大切です。三角締めは形だけでなく、相手を本当に追い込む完成度が評価につながります。

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