走り高跳びを始めたばかりの選手にとって、110cmの壁を超えることは大きな目標の一つです。背面跳びができている場合でも、助走や踏み切り、空中姿勢など細かい部分を改善することで記録は大きく伸びる可能性があります。
この記事では、走り高跳び初心者が115cm前後からさらに記録を伸ばすために意識したいポイントや、背面跳びを成功させるための具体的な練習方法について解説します。
走り高跳びで記録が伸びない原因を確認する
背面跳びができるのに記録が伸びない場合、単純にジャンプ力が足りないとは限りません。走り高跳びは助走、踏み切り、空中姿勢、着地までの動きを連動させる競技です。
特に初心者の場合、踏み切り位置が毎回変わったり、バーに近づきすぎたりすることで、本来持っている跳躍力を発揮できないことがあります。
例えば、同じ115cmを跳べる選手でも、助走から踏み切りまでが安定している選手は、練習を重ねることで120cm、125cmと記録を伸ばしやすくなります。
助走のコツはスピードよりもリズムを意識する
走り高跳びでは速く走れば高く跳べると思われがちですが、初心者の場合はスピードよりも助走のリズムが重要です。
背面跳びでは、最後の数歩で体を内側に傾けながら踏み切りにつなげます。そのため、助走の後半でバランスを崩さないことが大切です。
おすすめの練習方法は、毎回同じ歩数で助走を行うことです。例えば8歩助走なら、スタート位置を決めて同じリズムで走れるように練習すると踏み切りが安定します。
踏み切りを強くするために意識するポイント
走り高跳びで高さを出すためには、踏み切りで地面から大きな反発をもらうことが重要です。
踏み切る瞬間に膝が曲がりすぎると力が逃げてしまいます。接地した足で地面を強く押し、体を上方向へ運ぶイメージを持つと高さが出やすくなります。
また、踏み切りでは腕振りも重要です。両腕を大きく使うことで体を上方向へ引き上げる力を作ることができます。
背面跳びでバーを越えるための姿勢作り
背面跳びでは、バーの上で体を反らせるタイミングが重要です。早く反りすぎると腰が落ち、バーに当たりやすくなります。
踏み切った後は、頭や肩からバーを越えるような意識を持ち、腰を高く保つことを意識しましょう。バーの上で背中をアーチ状にすることで、体の中心が高く上がります。
練習では、マットの上で背面跳びの動きを確認したり、低い高さから正しい姿勢を繰り返したりすることでフォームを身につけやすくなります。
記録を伸ばすために取り入れたい練習
110cm台からさらに上を目指す場合、走り高跳びの練習だけでなく、基礎的な体作りも効果があります。
例えば、スクワットやジャンプ系トレーニングで脚の瞬発力を高めたり、体幹トレーニングで空中姿勢を安定させたりすると跳躍力向上につながります。
ただし、筋力だけを強化してもフォームが崩れると記録にはつながりません。助走から踏み切りまでの技術練習と合わせて行うことが大切です。
初心者が120cm以上を目指すために意識したいこと
115cmを跳べている選手は、すでに背面跳びの基本動作を身につけている段階です。ここからは大きなフォーム変更よりも、毎回同じ動きを再現することが記録向上につながります。
例えば、踏み切り位置を一定にする、助走のリズムを揃える、最後の一歩を強く踏むなど、小さな改善を積み重ねることが重要です。
また、練習で毎回最高記録だけを狙うのではなく、低めの高さで正しいフォームを繰り返すことも上達への近道です。
まとめ|背面跳びができるなら技術改善で記録は伸ばせる
走り高跳びで110cmを超えられない場合でも、背面跳びができているなら大きく伸びる可能性があります。
記録を伸ばすポイントは、助走の安定、踏み切りの強さ、空中姿勢の3つです。特に初心者は高さだけを追うのではなく、毎回同じ動きをできるように練習することが重要です。
115cmの記録が出ているなら、フォームを少し改善するだけで120cm以上も十分狙えます。焦らず基本を身につけながら、少しずつ記録更新を目指しましょう。


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