大相撲で横綱が同時昇進した場合の代数や序列はどう決まる?過去の扱いと決定方法を解説

大相撲

大相撲では横綱昇進が決まると「第○代横綱」という代数が与えられます。通常は一人ずつ昇進するため分かりやすいですが、もし複数の大関が同じタイミングで横綱昇進条件を満たした場合、代数や序列がどのように整理されるのか疑問に感じる人も少なくありません。この記事では、横綱の代数の決まり方や、同時昇進が起きた場合の考え方について詳しく解説します。

横綱の代数は昇進した順番で決まる

横綱の代数とは、歴代横綱を数えるための番号です。例えば、第72代横綱、第73代横綱というように、横綱に昇進した力士へ順番に与えられます。

基本的な考え方としては、先に横綱に昇進した力士が若い代数になります。つまり、同じ時代に活躍した横綱同士でも、昇進した時期が早い方が先代の横綱として扱われます。

また、横綱の代数は単なるランキングではなく、歴代横綱の系譜を示す重要な記録です。そのため、日本相撲協会では昇進順を基準に整理しています。

複数の力士が同時に横綱昇進した場合の考え方

横綱昇進は非常に厳しい基準があり、基本的には大関が2場所連続優勝する、またはそれに準ずる成績を残した場合に横綱審議委員会が推薦を判断します。

理論上は、質問にあるように2人の大関が同じ2場所で優秀な成績を残し、同時に横綱昇進する可能性があります。しかし、その場合でも横綱の代数を同じ番号にすることはありません。

横綱の代数は一人につき一つ与えられるため、同時昇進の場合でも必ず第○代、第○代と連続した番号になります。

同時昇進の場合は何を基準に順番を決めるのか

過去に横綱の同時昇進は何度かありましたが、基本的には番付上の地位や昇進決定時の扱いなどを考慮して整理されています。

横綱昇進が同時の場合、どちらを先に記録するかについては、単純な年齢や入門順だけで決めるものではありません。直近の成績や番付、協会内での判断によって決定されます。

例えば、2人の大関が同じ成績で横綱になったとしても、番付上で東西の順番を決める必要があります。そのため、横綱昇進時の序列も協会によって決められます。

横綱の東西の序列と代数は別のもの

注意したいのは、横綱の「代数」と「東西の序列」は別の概念だという点です。代数は歴代横綱としての番号であり、東横綱・西横綱という番付上の位置とは異なります。

例えば同時昇進した2人の横綱の場合、一方が第○代、もう一方が第○代となりますが、番付では東横綱と西横綱として並ぶことになります。

そのため、代数が若い方が必ずしも相撲界で絶対的に上位という意味ではありません。あくまで歴代横綱の登録順を示すものです。

過去には横綱同時昇進の例も存在する

大相撲では過去に複数の横綱が同時期に誕生した例があります。代表的なものとして、双羽黒や北勝海、大乃国などの時代には複数の横綱が並び立ちました。

また、若乃花と貴乃花のように近い時期に横綱昇進した兄弟横綱も存在し、それぞれ昇進順によって代数が決められています。

実際の相撲界では横綱が同時に誕生するケースは非常に珍しいため、明確なルールよりも、その時点での番付や協会判断によって公平に整理される部分が大きいと言えます。

まとめ

横綱が同時昇進した場合でも、横綱の代数は同じ番号になることはなく、必ず別々の代として記録されます。

順番を決める際は、単純な入門順や年齢だけではなく、番付や直近の成績などを総合的に判断して決定されます。横綱の代数は歴史を記録するための番号であり、同時昇進の場合も大相撲の伝統に沿って整理される仕組みになっています。

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