ボウリングボールの表面加工で使用されるストーム社のポリッシュ剤は、仕上がりの違いを理解することでボールの動きを調整できます。しかし、ステップ2やリアクタグロス、パワーエッジが一般的なサンドペーパーの何番相当なのかは分かりにくい部分です。この記事では、ストーム製品の研磨剤の特徴や番手換算の考え方について解説します。
ストームのポリッシュ剤は一般的な番手表記とは少し違う
ボウリング用品で使われるポリッシュ剤は、サンドペーパーのように単純な番手で表記されているものではありません。そのため、「○○番相当」と完全に一致させることは難しいです。
サンドペーパーは主に表面を削る粗さで管理されていますが、ポリッシュ剤は研磨粒子の種類や量、表面の光沢、摩擦係数などによって仕上がりが変わります。
そのため、ストームのステップ2やリアクタグロス、パワーエッジについても、あくまで目安として番手換算を考える必要があります。
ストーム「ステップ2」の仕上がりと番手目安
ステップ2はストームのボール表面を滑らかに整え、走りを出すために使用されるポリッシュ工程です。表面の細かな傷を整えて、摩擦を減らす目的があります。
一般的な感覚では、高番手の研磨後に近い滑らかな仕上がりになります。目安としては2000番以上の細かい研磨状態に近いと考えられることが多いです。
ただし、使用するボールのカバー素材や元の表面状態によって、実際の走りや曲がり方は変化します。
ストーム「リアクタグロス」の特徴と番手換算
リアクタグロスは、リアクティブ系ボールの表面を光沢仕上げにするためのポリッシュ剤です。強い光沢感を出し、レーン手前での走りを長くする効果があります。
番手で表現すると、非常に細かい研磨状態に近く、3000番から4000番程度以上の仕上げ感として扱われることがあります。
ただし、ポリッシュによる光沢は単純な番手だけでは判断できません。同じ番手でも研磨方法や時間によって表面の摩擦は変化します。
ストーム「パワーエッジ」の仕上がりについて
パワーエッジは、ボール表面に滑らかさと光沢を与える仕上げ用のポリッシュです。特にボールの手前の走りを強くしたい場合に使用されます。
番手換算ではリアクタグロスと同様に高番手側の仕上げに近く、3000番以上の細かい研磨状態をイメージすると分かりやすいです。
ただし、実際のボール性能はポリッシュだけではなく、カバーの種類や芯の強さ、レーンコンディションによって大きく変わります。
ポリッシュ剤を番手だけで判断しない理由
ボウリングボールの表面調整では、同じ番手でも仕上がりが同じになるとは限りません。例えば2000番のアブラロンで仕上げたボールと、ポリッシュ加工したボールでは、見た目や摩擦感が大きく異なります。
そのため、プロショップなどでは番手だけではなく、ボールがどの位置から動くか、オイル上でどの程度滑るかを基準に調整しています。
例えば、手前で滑らせたい場合はポリッシュ系で仕上げ、奥で強く曲げたい場合は表面を粗くするなど、目的に合わせた調整が重要です。
まとめ:ストームのポリッシュは高番手仕上げのイメージで考える
ストームのステップ2、リアクタグロス、パワーエッジは、一般的なサンドペーパーの番手と完全に対応するものではありません。
目安としては、ステップ2は2000番以上、リアクタグロスやパワーエッジは3000番以上の細かい仕上げに近いイメージで考えると分かりやすいです。
ただし、ボウリングボールの動きは表面状態だけでなく、ボール性能やレーン状況にも左右されます。番手換算は参考程度にして、目的に合わせた表面調整を行うことが大切です。


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