ジョゼ・モウリーニョがジュード・ベリンガムについて、かつて指導したフランク・ランパードを思わせる選手だと評価したことがあります。では、若くして世界最高峰のMFとなったベリンガムと、プレミアリーグを代表するレジェンドであるランパードには、どのような共通点があるのでしょうか。
この記事では、2人のポジションやプレースタイル、得点力、試合への関わり方などを比較しながら、モウリーニョが感じた類似点について分かりやすく解説します。
ベリンガムとランパードに共通する最大の特徴は得点力のあるMFであること
ベリンガムとランパードの最も大きな共通点は、中盤の選手でありながら高い得点力を持っている点です。一般的な守備的MFやゲームメーカーとは異なり、2人ともゴール前へ積極的に進出し、チームの得点源になる能力を備えています。
ランパードはチェルシー時代、MFながら毎シーズンのように多くのゴールを記録しました。一方、ベリンガムもレアル・マドリード加入後、攻撃的なポジションで決定的な仕事を続けています。
例えば、試合終盤にペナルティエリア内へ入り込み、こぼれ球を押し込むようなプレーは、ランパードが得意としていた形であり、ベリンガムにも似た特徴があります。
攻守両面でチームに貢献できる万能型MF
2人の共通点は、単に得点を取るだけではありません。守備、ボール回収、前線への飛び出し、チャンスメイクなど、試合のあらゆる場面に関わる万能性があります。
ランパードは豊富な運動量でピッチ全体を動き、守備から攻撃への切り替えにも優れていました。ベリンガムも若い頃から広い範囲をカバーし、相手からボールを奪った後に自ら攻撃へ参加する能力を持っています。
現代サッカーではMFに求められる役割が増えていますが、2人はその中でも「何でもできる中盤の選手」として評価されている点が共通しています。
試合を決めるメンタリティも評価されたポイント
モウリーニョがランパードとベリンガムを重ねた理由には、技術面だけでなく精神的な強さもあります。
ランパードは大事な試合で結果を残す勝負強さを持っていました。プレッシャーのかかる場面でも冷静にプレーし、チームを勝利へ導く存在でした。
ベリンガムも若くしてレアル・マドリードの中心選手となり、クラシコやチャンピオンズリーグなど重要な試合でゴールやアシストを記録しています。年齢以上の責任感やリーダーシップは、ランパードとの共通点と言えます。
ポジションは違うがプレーエリアの広さが似ている
ベリンガムとランパードは、完全に同じポジションの選手ではありません。ランパードは中央のMFとしてプレーすることが多く、ベリンガムはボックス・トゥ・ボックス型からより攻撃的な役割まで幅広く担当しています。
しかし、共通しているのは中盤から前線まで進入し、攻撃の最後の場面に関わる能力です。守備だけ、攻撃だけに特化するのではなく、試合全体に影響を与えるタイプの選手です。
例えば、守備でボールを奪った直後にそのままゴール前まで走り込むプレーは、現代的なベリンガムと全盛期のランパードに共通する魅力です。
モウリーニョが見ているのは数字だけではない
モウリーニョは選手を見る際、単純なゴール数やアシスト数だけではなく、試合への影響力や勝利への貢献度を重視します。
ランパードもベリンガムも、数字に表れる得点やアシストだけでなく、チームを押し上げる存在感を持っています。そのため、モウリーニョは両者に同じような資質を感じたと考えられます。
もちろん時代や戦術は異なるため、ベリンガムがランパードと完全に同じ選手というわけではありません。しかし、「得点できる万能MF」「重要な場面で輝く選手」という部分では非常に近い特徴があります。
まとめ|ベリンガムとランパードは勝負を決めるMFという点で似ている
モウリーニョがベリンガムをランパードのようだと表現した理由は、中盤の選手でありながら得点力が高く、攻守両面でチームに貢献できる点にあります。
2人は細かなプレースタイルや時代背景こそ違いますが、豊富な運動量、ゴール前への飛び出し、重要な試合で結果を残す勝負強さという共通点があります。
ベリンガムが今後どこまで成長するかは未知数ですが、ランパードのように長く世界トップレベルで活躍する可能性を感じさせる選手であることは間違いありません。


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