ラグビーでは、キックをチャージしてボールを奪うプレーは大きなチャンスにつながる場面があります。特に相手ゴールに近い22mライン内でチャージが成功すると、トライの可能性が高まるように見えます。
しかし、チャージ成功=必ずトライになるわけではありません。この記事では、チャージ後にどのような展開が起こるのか、22m内でのチャージがどれほど得点機会につながるのか、スクラムになるケースなどを詳しく解説します。
ラグビーにおけるチャージとはどのようなプレーか
ラグビーのチャージとは、相手が蹴ったボールに対して、キッカーがボールを蹴る瞬間または直後に防御側の選手が前進してボールに当てるプレーです。
チャージが成功すると、相手のキックを防ぐだけでなく、そのままボールを確保して攻撃に転じることができます。特にゴールに近い位置では、大きな得点チャンスになります。
ただし、チャージ後のボールの落下位置や味方選手の反応、相手守備の状況によって結果は大きく変わります。
22mライン内でチャージが決まった場合のトライ確率
相手の22mライン内でチャージが成功した場合、通常のキックチャージよりもトライにつながる可能性は高くなります。理由は、相手ゴールまでの距離が短く、攻撃側がボールを拾えればすぐに攻め込めるからです。
例えば、相手ゴール前10m付近でチャージが決まり、攻撃側の選手がボールを回収できた場合、そのまま押し込んでトライになるケースがあります。
しかし、実際にはディフェンス側の選手も必死にボールを取りに行くため、チャージ成功からトライまで決まる割合が半分になるとは一概には言えません。相手の人数やボールの跳ね方によって大きく変わります。
チャージ後にトライにならない主な理由
チャージが成功してもトライにならない理由のひとつは、ボールを確保できないケースが多いことです。チャージされたボールは不規則に跳ねるため、攻撃側が必ず先に拾えるとは限りません。
また、相手チームが先にボールを確保した場合や、守備選手が身体を張って止めた場合は、得点につながらずプレーが継続します。
さらにゴール前では相手の守備も集中しているため、チャージ成功後でも最後の1プレーでトライを防がれることは珍しくありません。
チャージ後に5mスクラムになるケース
チャージ後にトライにならなかった場合、必ず5mスクラムになるわけではありません。スクラムになるかどうかは、その後のプレーやボールの状態によって決まります。
例えば、攻撃側がボールを前に落とした場合はノックオンとなり、相手ボールのスクラムになります。一方で、ボールが相手に当たって前に落ち、攻撃側が拾ってプレーを続けられる場合もあります。
また、相手がボールをインゴール内で押さえたり、故意ではない形でボールがデッドになったりした場合など、状況によって判定は変わります。
チャージを得点につなげるために重要なこと
チャージを成功させるだけではなく、その後のサポートプレーがトライにつなげる鍵になります。チャージした選手の周囲に味方が集まり、ボールを素早く確保できれば大きなチャンスになります。
例えば、フライハーフのキックをチャージし、ウイングやセンターの選手がすぐ反応してボールを拾える形になると、相手守備が整う前に攻撃できます。
逆にチャージ後に味方の反応が遅れると、相手にボールを回収され、せっかくのチャンスを失うことになります。
まとめ|チャージは大きなチャンスだがトライ確定ではない
ラグビーでは、特に相手22m内でのチャージ成功は非常に大きな得点チャンスになります。しかし、チャージが決まったからといって半分以上がトライになるような単純なプレーではありません。
トライにつながるかどうかは、ボールの跳ね方、回収する選手の位置、相手守備の対応、サポートの速さによって決まります。
チャージは試合の流れを変える可能性を持つプレーですが、本当に得点につなげるには、その後の判断力とチーム全体の連携が重要になります。


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