ブラジリアン柔術で体格を活かすガード選び|小柄・タンク型体型に向いている戦い方とおすすめガード

格闘技、武術全般

ブラジリアン柔術では、身長や体重、手足の長さなどによって得意になりやすいスタイルが変わります。特に胴が厚く、下半身が安定しているタンク型の体型の選手は、細身で手足の長い選手とは違った強みを持っています。

クローズドガードやラッソーガードを練習している初心者の方でも、自分の体格に合ったガードを理解することで、より効率よく技術を伸ばすことができます。今回は、タンク型体型や足が短めの選手が取り組みやすいガードの特徴や、初心者が意識したいポイントについて解説します。

ブラジリアン柔術では体型によって得意なスタイルが変わる

柔術では「体格が大きい人が必ず有利」「手足が長い人が必ず有利」という単純なものではありません。それぞれの体型には向いている戦い方があります。

一般的に手足が長い選手は、デラヒーバガードやスパイダーガードなど、距離を保ちながら相手をコントロールするガードが得意になりやすいです。一方で、胴が強く下半身が安定している選手は、相手との距離を詰めるスタイルが向いています。

身長168cm、体重66kg前後のような体型の場合、極端な小柄ではありませんが、相手に密着して圧力をかける柔術との相性が良い可能性があります。

タンク型の選手に向いている代表的なガード

タンク型の選手が得意になりやすいガードの一つがハーフガードです。ハーフガードは相手の片足を絡めて密着する形で、体の重さや腰の強さを活かしやすいポジションです。

特に下半身が強い選手は、ハーフガードから相手を崩してスイープしたり、バックを取ったりする展開を作りやすくなります。

例えば相手が上からプレッシャーをかけてきた時でも、密着して距離を消すことで、体格差を利用した展開に持ち込むことができます。

ハーフガードは初心者が避けるべきなのか

「初心者がハーフガードをやると成長を妨げる」という意見を聞くことがありますが、これは一概には言えません。

確かに、ただ相手に潰された状態で耐えるだけのハーフガードになってしまうと、攻撃の幅が広がりにくい場合があります。しかし、正しい目的を持って練習すれば、初心者にも非常に良い学習になるポジションです。

重要なのは、ハーフガードを「ただ守る場所」と考えず、「相手を崩して上を取るためのスタート地点」と考えることです。

クローズドガードとラッソーガードも体格に合った武器になる

現在練習しているクローズドガードは、タンク型の選手にも非常に相性が良いガードです。相手との距離を完全になくし、自分の腰や腹部の力を使って相手をコントロールできます。

特に足が短めの選手の場合、相手を完全に閉じ込めるクローズドガードは、長い足を必要とするオープンガードより安定しやすい場合があります。

ラッソーガードも腕のコントロール能力を高めるには優れたガードです。ただし、相手との距離を作る技術も必要になるため、ハーフガードやクローズドガードと組み合わせることで、より自分らしいスタイルを作りやすくなります。

タンク型選手が参考にしたい戦い方

質問にあるような、相手の下に潜り込んで足関節やバックを狙う選手は、体格を活かした柔術の代表的なスタイルです。

このタイプの選手は、単純に力が強いだけではなく、相手との距離をなくすタイミングや、相手のバランスを崩す技術に優れています。

例えばハーフガードからディープハーフガード、シングルレッグX、バックテイクにつなげる流れは、重心が低く安定した選手と相性が良いです。

高校生初心者が意識したい練習ポイント

柔術を始めて3ヶ月ほどの場合、特定のガードだけを極めようとするよりも、まずは基本的なポジションの理解を深めることが大切です。

おすすめは、クローズドガード、ハーフガード、シングルレッグXなど、自分の体型に合いやすいポジションを中心にしながら、相手を崩す方法と脱出方法を覚えることです。

また、強い先輩の動きをそのまま真似するのではなく、「なぜその技が成功しているのか」を考えることが成長につながります。

まとめ|タンク型体型は密着系ガードを武器にできる

ブラジリアン柔術では、自分の体型に合ったスタイルを見つけることが上達への近道です。胴が強く安定したタンク型の選手は、ハーフガードやクローズドガードなど、相手との距離を詰める戦い方と相性が良い傾向があります。

ラッソーガードやシングルレッグXも有効ですが、まずは自分の体格を活かせる密着系のガードを磨くことで、強みを発揮しやすくなります。

柔術を始めて間もない時期は、技の数を増やすよりも、自分が得意になれるポジションとそこからの攻撃パターンを少しずつ作っていくことが大切です。

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