テニスラケットを購入したばかりの初心者が迷いやすいポイントのひとつが、グリップの扱い方です。最初から巻かれているグリップをそのまま使うのか、その上から新しいグリップを巻くのかによって、握りやすさやラケット操作の感覚は変わります。この記事では、硬式テニスラケットのグリップ構造や交換方法、できるだけ細いグリップで使いたい場合の考え方について解説します。
テニスラケットには最初からグリップテープが巻かれている
市販されている硬式テニスラケットには、通常、購入時点で元グリップと呼ばれるグリップが巻かれています。これはラケットメーカーが最初から装着しているもので、ラケットの基本的な握り心地を作る重要な部分です。
元グリップはクッション性や耐久性を考えて作られており、初心者の場合はまずそのまま使用して問題ありません。手に伝わる衝撃を和らげる役割もあるため、最初から剥がしてしまう必要はありません。
一方で、プロ選手や競技志向の選手の中には、元グリップの上にオーバーグリップを巻いて使う人も多くいます。これは汗対策や握り心地の調整を目的としている場合が多いです。
一般的には元グリップの上にオーバーグリップを巻く
テニスでは、元グリップを残した状態で、その上から薄いオーバーグリップを巻く方法が一般的です。オーバーグリップは消耗品で、汗や摩擦で劣化したら交換します。
例えば週に数回プレーする人の場合、数週間から1か月程度でオーバーグリップを交換することもあります。元グリップを毎回交換するよりも、費用を抑えながら快適な握り心地を維持できます。
また、オーバーグリップには薄手タイプもあり、巻いても太さの変化を小さくできます。グリップを細めにしたい人は、薄いタイプを選ぶことで操作性を保ちやすくなります。
元グリップを剥がして使う場合の注意点
グリップを細くしたい場合、元グリップを剥がしてラケットの芯材に近い状態で使う方法もあります。しかし、初心者にはあまりおすすめされません。
元グリップを剥がすと、ラケットの柄の部分が露出し、手への衝撃が強くなったり、滑りやすくなったりする可能性があります。また、元グリップは一度剥がすと完全にきれいな状態に戻すことが難しい場合があります。
特に質問のように、剥がした後に木や素材の部分が見えてしまうのが気になる場合は、元グリップは残したまま調整する方が安心です。
グリップを細くしたい人が試すべき方法
グリップサイズが少し太いと感じる場合は、いきなり元グリップを外す前に別の方法を試すことがおすすめです。
具体的には、以下のような調整方法があります。
- 薄いオーバーグリップを使用する
- クッション性の少ないグリップテープを選ぶ
- グリップサイズが細いラケットを選ぶ
- グリップテープの巻き方を調整する
例えば同じラケットでも、厚いオーバーグリップを巻くと手の中で太く感じます。細い感覚を重視する場合は、薄手のオーバーグリップを選ぶだけでもかなり違いを感じられます。
自分に合ったグリップの太さを見つける方法
グリップの太さは、単純に細ければ良いというものではありません。細すぎると握力を余計に使うことになり、手首や腕に負担がかかる場合があります。
目安としては、ラケットを握った時に薬指と手のひらの間に少し隙間ができる程度が適正と言われています。ただし、プレースタイルによって好みは変わります。
例えば素早いラケット操作を重視する選手は細めを好むことがありますが、強いストロークを打つ選手は少し太めのグリップで安定感を求めることもあります。
まとめ
硬式テニスラケットは、基本的には元から巻かれているグリップを残し、その上からオーバーグリップを巻いて使うのが一般的です。
できるだけ細いグリップで使いたい場合でも、まずは薄いオーバーグリップを試す方法がおすすめです。元グリップを剥がす方法は細くできますが、衝撃吸収性や握り心地が変わるため、慎重に判断しましょう。
初心者のうちはグリップ交換を繰り返しながら、自分が最も力を入れやすく、ラケットを自然に操作できる太さを見つけていくことが大切です。


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