フィギュアスケートを続けるようになると、毎回状態の違う貸し靴ではなく、自分専用のスケート靴が欲しくなることがあります。入門用として比較的購入しやすいZAIRAS(ザイラス)のフィギュアスケート靴を検討する人も多いですが、そこで迷いやすいのがサイズと横幅です。
特に「貸し靴が24.5cmだからザイラスも24.5cmでよいのか」「足幅を直線で測ると約9.5cmあるが入るのか」という点は、数字だけでは判断しにくいところです。貸し靴の表示サイズをそのまま購入サイズにするより、実際の足長・足囲を測ったうえで試着するのが最も確実です。
ザイラスには「クリスタル2 F-130」や「NEO F-350」など複数モデルがあり、購入者レビューには幅広の足でも履きやすかったという声がある一方、同じ表記サイズでも大きく感じたという声もあります。ここでは実際の購入者レビューと靴選びの基本をもとに、24.5cm・幅広の足ならどう判断するとよいのか整理します。
- 貸し靴24.5cmだからザイラスも24.5cmとは限らない
- ザイラスの購入者レビューでは「普段の靴と同程度」で合う例がある
- 24.5cmを選ぶ前に実際の足長を測る
- 足の横幅9.5cmだけでは「幅広」と断定できない
- ザイラスは幅広の足でも履けたというレビューがある
- 幅広+甲高の場合はさらに注意が必要
- NEO F-350では普段の靴に近いサイズを選んだ例もある
- クリスタル2では表記サイズより大きく感じた人もいる
- スケート靴は「大きめを買って厚い靴下」で合わせない方がよい
- 試着時に確認したいポイント
- 立った状態でつま先の感覚を見る
- 横幅9.5cmなら「足囲」も測ってから相談するとよい
- 貸し靴24.5cmの場合に考えられるサイズ候補
- クリスタル2とNEO F-350は同じ目的の靴ではない
- これから教室で本格的に練習するなら専門店でのフィッティングも検討
- 新品を購入したらブレードの研磨も確認する
- ネット通販で買うなら返品・サイズ交換条件を確認
- 24.5cm・幅9.5cmならどう判断する?
- 購入前のおすすめ手順
- まとめ|ザイラス24.5cmは候補だが、貸し靴サイズだけで決めない
貸し靴24.5cmだからザイラスも24.5cmとは限らない
まず重要なのは、スケートリンクの貸し靴と市販のフィギュアスケート靴では、同じ「24.5cm」という表示でも履き心地が同じとは限らないことです。
貸し靴は多数の利用者が長期間履いているため、内部が馴染んで広がっていたり、インナーが潰れていたりする場合があります。またメーカーやモデルによって靴型そのものが違います。そのため貸し靴のサイズは参考にはなりますが、購入サイズを決める絶対的な基準にはなりません。
フィギュアスケート靴はスニーカーのように大きな余裕を作るより、かかとが浮かず、足が靴の中で大きく動かないフィット感が重要です。そのため、まず裸足または実際に滑るときに使う薄手の靴下で足長を測ることから始めるとよいでしょう。
ザイラスの購入者レビューでは「普段の靴と同程度」で合う例がある
ザイラス「クリスタル2 F-130」の購入者レビューを見ると、普段22.5~23cmの靴を履く人が22.5cmを購入し、厚めの靴下でちょうどよかったという例があります。[参照:楽天市場購入者レビュー]
別の購入者では、普段スニーカー23cm、ローファー22.5cmでザイラス23cmを選び、少し大きく感じたものの紐をしっかり締めるとフィットしたというレビューもあります。さらに「普段履きよりワンサイズ大きくしたが、普段のサイズで十分だった」という購入者もいます。[参照:Yahoo!ショッピング購入者レビュー]
つまりザイラスについては、少なくとも「貸し靴より必ず0.5cm大きくする」「必ず小さくする」といった一律のルールは作れません。足型とモデルによって個人差があります。
24.5cmを選ぶ前に実際の足長を測る
サイズ選びでは、普段履いている靴のサイズより「実際の足の長さ」を確認することが重要です。
紙の上に立って、かかとの一番後ろから最も長い指の先までを左右それぞれ測ります。左右で長さが違う場合は、基本的には大きい方を基準に考えます。
例えば実測が23.5cmなのに貸し靴24.5cmを履いているケースと、実測が24.4cmで貸し靴24.5cmを履いているケースでは、同じ貸し靴24.5cmでも購入時の判断はまったく違います。
足の横幅9.5cmだけでは「幅広」と断定できない
足の親指の付け根から小指側までを床に置いた状態で直線的に測り、約9.5cmだったとしても、その数字だけではザイラスが合うかどうかは判断できません。
靴の幅を評価するときには、単純な横幅だけでなく「足囲」が重要です。足囲は親指と小指の付け根にある最も張り出した部分を、メジャーで足の周囲に一周させて測ります。
一般的な靴でも、足幅・足囲によってNARROW、STANDARD、WIDE、EXTRA WIDEなど異なる靴型が用意されるほどフィット感は変わります。アシックスのサイズガイドでも、足囲を測定して靴型との適合を判断する方法が案内されています。[参照:ASICS 靴サイズ測り方・選び方]
ザイラスは幅広の足でも履けたというレビューがある
ザイラス「クリスタル2 F-130」の購入者レビューには、「幅が広めで自分の足に合っている」という評価があります。[参照:楽天市場購入者レビュー]
また初心者向けスケート靴の紹介記事でも、クリスタル2 F-130について日本人の足に合わせた比較的幅広の設計として紹介されています。サイズ展開は16.0~25.5cmとされています。[参照:スポスルマガジン]
そのため横幅9.5cmという理由だけで「ザイラスは無理」と考える必要はありません。ただし足長との組み合わせ、足囲、甲の高さなどによって実際のフィット感は変わります。
幅広+甲高の場合はさらに注意が必要
足が横に広いだけでなく甲も高い場合には、前足部が入っても甲の部分が圧迫されることがあります。
一方、ザイラスNEO F-350のレビューには、実寸約23cmで甲高・幅広・ハイアーチの購入者が、普段24.5cmを履いており、F-350も24.5cmを購入して紐をきつめに締めることでちょうどよかったという例があります。[参照:楽天市場 NEO F-350購入者レビュー]
これは幅広でも履ける可能性を示す実例ですが、実寸23cmに対して24.5cmという個人差の大きい選び方でもあります。これをそのまま他の人へ当てはめることはできません。
NEO F-350では普段の靴に近いサイズを選んだ例もある
ザイラスNEO F-350では、普段NIKEで26.5cm、MERRELLで27.0cmを履いている購入者が27.0cmを選び、ちょうどよかったというレビューがあります。
本人は26.5cmではつま先が当たった可能性があると述べています。[参照:Yahoo!ショッピング NEO F-350購入者レビュー]
このようにザイラスでもモデルや足型によって判断は変わります。「ザイラスなら全部同じサイズ感」と考えず、購入予定のモデルについて確認することが大切です。
クリスタル2では表記サイズより大きく感じた人もいる
一方、クリスタル2のレビューには23cmを購入したところ、本人にはかなり大きく感じ、かかと用のパッドを入れて調整したという例もあります。[参照:楽天市場購入者レビュー]
これはスケート靴のサイズ選びが、単純なセンチ表記だけでは難しいことをよく示しています。
特にネット通販では、0.5cm大きくしておけば安全と思いがちですが、大きすぎるスケート靴は内部で足が動いて操作しにくくなるため注意が必要です。
スケート靴は「大きめを買って厚い靴下」で合わせない方がよい
初心者がやりがちな方法として、大きめの靴を購入し、厚い靴下を履いて調整する方法があります。しかしフィギュアスケートでは必ずしもおすすめできません。
厚い靴下を履けば内部が狭くなりますが、足そのものが靴へ正確に固定されるとは限りません。また厚手の靴下によって足の感覚が鈍くなったり、靴紐を強く締めたときに圧迫が偏ったりすることもあります。
基本的には薄めの靴下で、かかとと足首がきちんと固定され、前足部だけが強く圧迫されないサイズを探す方が扱いやすくなります。
試着時に確認したいポイント
ザイラスを試着できる場合は、単に「履けるか」ではなく次の部分を確認します。
| 確認箇所 | 理想的な状態 |
|---|---|
| つま先 | 強く曲がるほど押されない |
| 親指・小指の付け根 | 強い痛みや圧迫がない |
| かかと | 大きく浮かない |
| 足首 | 紐を締めると安定する |
| 甲 | 強く締めなくてもフィットする |
| 靴内部 | 前後左右へ足が大きく動かない |
新品のスケート靴は普段のスニーカーより硬く感じることがあります。その硬さと「サイズが小さすぎて痛いこと」は分けて判断する必要があります。
立った状態でつま先の感覚を見る
スケート靴は座って履いただけで決めず、紐をきちんと締めて立った状態も確認します。
立つと足が荷重によってわずかに広がります。その状態で親指や小指の付け根が強く押され続けるなら、横幅が合っていない可能性があります。
逆にかかとが動いたり、靴の中で足が前後へ滑ったりするなら大きすぎる可能性があります。フィギュアスケートでは足と靴が一体に近い状態で動けることが重要です。
横幅9.5cmなら「足囲」も測ってから相談するとよい
販売店へサイズ相談をする際に「足幅9.5cmです」だけを伝えるより、足長と足囲をセットで伝える方が判断材料になります。
例えば「右足の足長24.0cm、左足24.2cm、足囲24.0cm程度、甲高」というように伝えれば、販売店もサイズや靴型について具体的に案内しやすくなります。
左右差がある場合も珍しくありません。必ず左右両方を測って、大きい方だけでなく差も確認しておきましょう。
貸し靴24.5cmの場合に考えられるサイズ候補
貸し靴で24.5cmを使用している場合、ザイラス24.5cmは当然候補になります。しかし実測値が分からない段階で24.5cmに確定するのはおすすめできません。
例えば足長が24cm前後で、貸し靴24.5cmが比較的ぴったりなら、ザイラスでも24.0~24.5cm付近から試着するのが現実的です。一方、実測が23cm台前半なのに貸し靴24.5cmを使用しているなら、市販靴ではサイズを下げた方が合う可能性があります。
「貸し靴24.5cm=ザイラス24.5cm」ではなく、「実測足長を確認したうえで24.0と24.5など隣接サイズを比較する」という考え方が安全です。
クリスタル2とNEO F-350は同じ目的の靴ではない
ザイラスを探していると、クリスタル2 F-130とNEO F-350など複数の商品が見つかります。
クリスタル2は比較的手頃な価格帯の入門・レジャー用途として販売されており、初心者が貸し靴から自分の靴へ移行するときの候補になりやすいモデルです。2026年8月時点でも16.0cmから25.5cmまでのサイズが販売されています。[参照:ナカスポ・クリスタル2]
NEO F-350は別モデルなので、口コミで「ザイラスは24.5cmでちょうどよかった」という情報を見る場合も、どちらのモデルについて書かれているのか確認してください。
これから教室で本格的に練習するなら専門店でのフィッティングも検討
月に数回のレジャースケートを楽しむためのマイシューズと、フィギュアスケート教室で継続的にエッジワークやジャンプを練習する靴では、求める性能が変わります。
今後バッジテストやジャンプまで進む予定なら、足型に合うブーツを専門店でフィッティングしてもらう方法も検討した方がよいでしょう。幅広の足の場合は、メーカーやモデルによって適合するラストが大きく違うためです。
反対に、貸し靴から卒業して一般滑走を快適に楽しむことが目的なら、ザイラスのような入門モデルは選択肢になります。
新品を購入したらブレードの研磨も確認する
フィギュアスケート靴は、サイズだけ合わせればすぐ快適に滑れるとは限りません。ブレードの研磨状態も滑りやすさに大きく影響します。
販売店によっては初回研磨をセットにして販売しているところがあります。ザイラスのクリスタル2やNEO F-350でも、初回研磨付きとして販売されている例があります。[参照:ナカスポ]
貸し靴から新品へ替えた際に「滑り方が全然違う」と感じる場合、靴だけでなくブレードの研磨状態も影響していることがあります。
ネット通販で買うなら返品・サイズ交換条件を確認
近くにフィギュアスケート用品店がなく、通販で購入する場合にはサイズ交換条件を確認しておきましょう。
特に注意したいのが研磨です。ショップによっては、ブレードを研磨すると返品やサイズ交換ができなくなる場合があります。そのためサイズに自信がない場合は、先に未研磨で試着できるか販売店へ問い合わせる方法があります。
購入前に「足長○cm、足囲○cm、普段の貸し靴24.5cm、幅広ですがどのサイズがおすすめですか」と問い合わせておけば、自己判断だけで購入するより失敗を減らせます。
24.5cm・幅9.5cmならどう判断する?
貸し靴24.5cmを使用し、足の最も広い部分を直線で測って9.5cmという条件だけなら、ザイラス24.5cmは候補になります。
実際にクリスタル2には「幅が広めで合った」という購入者レビューがあり、幅広の足だからザイラスを避けなければならないという情報は確認できません。[参照:楽天市場購入者レビュー]
しかし最終判断には足長と足囲が必要です。横幅9.5cmだけでは、足長に対して本当に幅広なのか、甲まで含めて靴型と合うのかを判断できません。
購入前のおすすめ手順
失敗をできるだけ避けたい場合は、次の順序がおすすめです。
- 夕方など足が普段の状態に近い時間に左右の足長を測る
- 親指と小指の付け根を一周して足囲を測る
- 普段の靴サイズと貸し靴サイズをメモする
- 購入予定モデルをクリスタル2かNEO F-350など具体的に決める
- 可能なら24.0cmと24.5cmなど隣接サイズを試着する
- 幅、甲、かかとの固定感を確認する
- 通販なら研磨前のサイズ交換可否を確認する
この方法なら、貸し靴のサイズだけを頼りにするよりかなり判断しやすくなります。
まとめ|ザイラス24.5cmは候補だが、貸し靴サイズだけで決めない
貸し靴で24.5cmを履いている場合、ザイラスのフィギュアスケート靴でも24.5cmは有力な候補です。しかし、貸し靴24.5cmだからザイラスも必ず24.5cmというわけではありません。
ザイラスのクリスタル2では、普段23cmの靴を履く人が23cmを購入して少し余裕を感じた例や、普段より大きいサイズを選んだところ実際には通常サイズで十分だったという購入者レビューがあります。一方、幅については「幅が広めで自分に合っている」というレビューも確認できます。[参照:Yahoo!ショッピング購入者レビュー][参照:楽天市場購入者レビュー]
また横幅9.5cmという測定値だけでは、ザイラスが合うかを断定できません。親指と小指の付け根をメジャーで一周させた「足囲」と、かかとから最長の指までの「足長」を左右それぞれ測ることが重要です。
もし実測足長が24cm前後で、貸し靴24.5cmがちょうどよく、足囲も極端に大きくないのであれば、ザイラス24.5cmを試着候補にするのは自然です。ただし24.0cmも履き比べ、かかとが浮かず、つま先や親指・小指の付け根に強い痛みがない方を選ぶとよいでしょう。
特に幅広の足では、サイズを0.5cm上げるだけで横幅を解決しようとすると、前後方向が余ってかかとが浮くことがあります。「幅がきついからサイズアップ」ではなく、自分の足型に靴型が合っているかを見ることが重要です。
可能であればフィギュアスケート用品を扱う店舗で試着するのが最も確実です。通販なら足長・足囲・貸し靴サイズを販売店へ伝えて相談し、サイズが決まるまで研磨をしない選択が可能か、返品・交換条件も確認してから注文すると失敗を減らせます。

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