中学まで競泳で活動し、高校ではバドミントン部に所属していたという実績を持ちつつ、大学進学後に再び競泳に本格的に復帰を考えている高3の皆さんへ。ブランク3年がある中でも、ベストタイム更新、さらにはその先のタイムを目指すためのロードマップを整理しました。
ブランク3年の意味と“再び動き出す”ためのマインドセット
競泳から離れていた期間があると、体力・技術・水慣れ度などが現役時代とは異なる状態になります。しかし、これは決して“取り返しのつかない損失”ではありません。むしろ、復帰だからこそ新たな「伸びしろ」が期待できます。
実際に、長期間の休止後でも「数週間~数ヶ月で泳ぎの感覚が戻る」という報告があります。([参照](https://www.swimdesignspace.com/blog/returning-to-swimming-after-break))
タイムを戻し、さらに更新するために必要な3つの柱
タイム更新を目指すには、次の3つの要素をおさえておくことが重要です。
- 技術の再確認・改善:特にブレスト(平泳ぎ)ではストロークの効率・キック・ドルフィンキック・ターンの動きが鍵になります。高校までに習得していた技術をブラッシュアップしましょう。
- 体力・フィットネスのリビルド:プールを離れていた時間分だけ、心肺機能・筋持久力・柔軟性は低下している可能性があります。徐々に量・強度を上げることが安全です。([参照](https://support.myprocoach.net/hc/en-us/articles/360059050772-How-to-Return-To-Swimming-after-a-Break))
- 試合意識・目標設定:ただ漠然と「速く泳ぎたい」ではなく、「3ヵ月後に○○秒」「1年後に○分○秒」といった具体的な目標を立て、プログラムに落とし込むことが成功のカギです。([参照](https://blog.myswimpro.com/2018/09/21/how-to-make-a-swimming-comeback-in-5-steps))
実践プラン:高校卒業〜大学入学までの約半年間のロードマップ
ここでは、6月に高校競技を引退し、大学進学前に復帰準備を進めるという流れを想定したプランを紹介します。
【最初の2ヵ月(基礎構築期)】
・週2〜3回のプールセッション→ウォームアップ・ドリル・キック・軽めのメインセット
・筋トレ・体幹・柔軟性を並行して実施。
・技術面ではストローク・キック・滑りを再確認。
【次の4〜6ヵ月(量と質を上げる期)】
・週3〜5回に頻度を増やす。水中トレーニング+陸上トレーニングを組み込む。
・平泳ぎ100m/200mのフォーム・ターン・フィニッシュに意識を集中。
・試合形式のタイムトライアル(月1回)を設定し、進捗を測定。
ブランク中の活動(バドミントン部=週5回身体動かす)を“復帰資産”にする方法
あなたは高校でバドミントン部に所属し、週5回身体を動かしていたとのことです。これを活かさない手はありません。
バドミントンの活動で培った「動きの速さ」「脚の切り返し」「体幹の安定性」は、競泳復帰時に役立ちます。特に、平泳ぎではキックと体軸の動きが重要ですので、脚力・体幹力が完全にゼロからの再スタートではないという点で有利と言えます。
「ベスト更新+その上」の可能性と現実的な期待値
ブランクがあるからと言って“ベストを越えられない”というわけではありません。実際にブランク明けに自己ベストを更新したスイマーも報告されています。([参照](https://blog.myswimpro.com/2021/09/03/making-a-swimming-comeback-after-12-years-off))
ただし、期待値は「すぐに」「現役時代と同じように」戻るわけではないという前提が大切です。初期は『技術回復+フォーム改善』に段階を置き、その後『タイム更新』フェーズに移行するのが現実的です。
まとめ
高校3年生で、3年のブランク後に大学進学とともに競泳競技復帰を目指すというのは、非常にチャレンジングでありながら十分に可能性のある選択です。重要なのは、「技術」「体力」「目標設定」という3つの柱を丁寧に立て直していくことです。
まずは復帰準備として、技術確認と体力構築からスタートしてください。大学進学後、本格的な練習体制に移行しながら、“再び成長する”という視点でスケジュールを組めば、ベストタイム更新、さらにはその先のタイムも十分狙えます。応援しています!


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