高校でバレーボールをする環境がなく、「大学から始めて将来は選手になりたい」と考える人もいます。しかし、周囲から「もっと早く始めた人がいる」「今からでは遅い」と言われると、不安になることもあるでしょう。この記事では、高校未経験から大学でバレーを始める人の現実や可能性、今できる準備について整理して解説します。
未経験から“バレー選手になりたい”と思うこと自体はおかしくない
まず前提として、「未経験なのに選手を目指すなんて変なのでは」と考える必要はありません。
スポーツでは、始める時期が遅くても本気で競技へ取り組み、実力を伸ばしていく人は実際に存在します。
特にバレーボールは、身長・ジャンプ力・反応速度・努力量など複数の要素が関係するため、“経験年数だけ”で全てが決まる競技ではありません。
「遅れて始める人」よりも、「途中で諦める人」のほうが圧倒的に多いと言われることもあります。
ただし現実的には簡単ではない
一方で、大学から競技を始めてトップレベルへ進むのが簡単ではないのも事実です。
特に大学体育会の上位レベルでは、小学生や中学生から長年プレーしてきた選手が多く集まります。
そのため、技術・戦術理解・試合経験では最初かなり差を感じる可能性があります。
ただ、それは「不可能」という意味ではなく、“かなり努力量が必要”という意味に近いです。
大学から急成長する人もいる
スポーツでは、高校まで無名でも大学以降に急成長するケースがあります。
特に身体能力が高い人や、競技理解を一気に吸収できる人は、短期間で大きく伸びる場合があります。
また、バレーはポジションによって求められる能力も違うため、後から適性が見つかるケースもあります。
| 伸びやすい要素 | 内容 |
|---|---|
| 身体能力 | ジャンプ力や瞬発力 |
| 継続力 | 練習量を維持できる |
| 吸収力 | 指導を素直に取り入れる |
| 分析力 | 動画や試合研究ができる |
特に最近は動画教材やSNS解説も増えており、昔より自主学習しやすい環境になっています。
今できる準備は意外と多い
「大学からしか始められない」としても、今から全く何もできないわけではありません。
例えば、体づくりやジャンプ力向上、柔軟性、体幹トレーニングなどは、競技経験がなくても始められます。
また、試合動画を見ることでポジション理解や戦術感覚を学ぶことも可能です。
実際、経験者との差は“触ってきたボール数”だけではなく、“競技理解”でも広がるため、知識面を今から積み上げることには意味があります。
- ジャンプトレーニング
- 肩周りの柔軟性強化
- 体幹トレーニング
- 試合動画分析
- ルール理解
親が反対する背景には“現実面”もある
質問のように、「昔からやってる人がいる」と言われると、否定された気持ちになることもあります。
ただ、保護者側としては、“可能性を否定したい”というより、「厳しい世界だから心配している」というケースも少なくありません。
特にクラブチームは費用や送迎、時間負担も大きいため、現実面を考えて慎重になる家庭もあります。
そのため、「理解されていない」と感じる一方で、親なりに現実的な視点から話している可能性もあります。
大学選びはかなり重要になる
大学から本格的に始めたい場合は、“どの大学でやるか”がかなり重要になります。
強豪校へいきなり入ると、経験差で練習参加自体が大変なケースもあります。
一方で、初心者受け入れ文化のあるサークルや部活、地域クラブへ所属しながら成長する人もいます。
最近は大学スポーツ環境も多様化しており、競技志向・楽しみ志向・社会人クラブ連携など、さまざまな形があります。
公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)でも競技情報や育成活動が紹介されています。[参照]
まとめ
高校でバレー経験がなくても、「将来バレー選手になりたい」と思うこと自体は決しておかしいことではありません。
もちろん、大学から始めて上を目指すのは簡単ではなく、長年経験してきた選手との差を感じる場面も多いでしょう。
それでも、身体能力・努力量・競技理解によって大きく伸びる人はいます。今すぐチームへ入れなくても、体づくりや知識習得など、今からできる準備は意外と多くあります。大切なのは、「遅いから無理」と決めつけず、自分がどこまで本気で続けられるかを考えながら、一歩ずつ積み上げていくことかもしれません。


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