MLBを見ていると、ニューヨーク・ヤンキースは「NYY」、ボストン・レッドソックスは「BOS」、シカゴ・カブスは「CHC」のように、略称がチームの愛称ではなく都市名を基準にしているケースが目立ちます。アメリカではチーム愛称で呼ばれる文化が強い印象を持つ人も多いですが、実際には用途によって地名と愛称が使い分けられています。
MLBの略称はなぜ都市名が中心なのか
MLBの公式スコアや順位表、データサイトでは、まずどの都市を本拠地としている球団なのかを明確にする必要があります。
そのため略称は都市名をベースにしたものが採用される傾向があります。
例えば以下のような形です。
| 球団名 | 略称 |
|---|---|
| New York Yankees | NYY |
| Boston Red Sox | BOS |
| Seattle Mariners | SEA |
| Chicago Cubs | CHC |
愛称よりも地域識別を優先することで、データ管理や試合表示をわかりやすくしているのです。
アメリカ人は愛称で呼ぶことが多い
略称では都市名が使われますが、日常会話では愛称で呼ばれることも非常に多いです。
例えばロサンゼルス周辺では「Dodgers」「Angels」、ニューヨークでは「Yankees」「Mets」と呼ばれる場面が一般的です。
スポーツ番組や実況でも「The Yankees」「The Dodgers」のように愛称が頻繁に登場します。
つまり、略称と日常会話では基準が異なるということです。
同じ都市に複数球団がある場合は愛称が重要になる
質問にあるように、ロサンゼルスにはドジャースとエンゼルスが存在します。
この場合は単純に「ロサンゼルス」と呼ぶだけでは区別できないため、愛称が重要になります。
略称もLAD(Los Angeles Dodgers)、LAA(Los Angeles Angels)のように区別されています。
またニューヨークもNYYとNYMに分けられており、愛称が識別の大きな役割を果たしています。
日本プロ野球との違い
日本では企業名がチーム名に含まれているため、「巨人」「阪神」「ソフトバンク」のように企業名や愛称で呼ばれることが一般的です。
一方でMLBには企業名が入っていないため、「都市名+愛称」が正式名称となります。
そのため順位表やデータベースでは都市名が優先され、ファン同士の会話では愛称が使われるという文化が形成されています。
愛称だけで通じるチームも存在する
全国的な人気球団になると、都市名を省略して愛称だけで通じるケースもあります。
- Yankees(ヤンキース)
- Dodgers(ドジャース)
- Red Sox(レッドソックス)
- Cubs(カブス)
特に歴史や人気のある球団は、愛称だけでどのチームか理解されることが珍しくありません。
ただし公式記録や統計では依然として都市名ベースの略称が使用されます。
まとめ
MLBの略称が都市名中心なのは、順位表やデータ管理で地域識別を優先する必要があるためです。
一方でファンやメディアの会話では愛称が頻繁に使われており、アメリカ人が愛称を重視していないわけではありません。
特に同一都市に複数球団が存在する場合は愛称の重要性が高まりますが、公式な略称では都市名が基準になるというのがMLBの基本的な考え方です。

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