大相撲は現在、年6場所・1場所15日制で開催されており、各力士は15番の取組を戦い抜いて優勝を目指します。一見成績が後半に悪くとも優勝につながるのかという疑問は、ファンの間でも話題になります。本記事では「最終2日間で連敗したあとに優勝した例があるか?」というテーマを中心に、歴史と記録をわかりやすく整理します。
15日制と優勝決定の仕組み
昭和24(1949)年の夏場所を契機に、幕内・十両を含む本場所は1場所15日制が定着しました。15日間の総合成績で最多勝を挙げた力士が優勝する仕組みで、同じ勝敗数が並んだ場合は決定戦が行われます。現行制度は1958年の年6場所制度以来変わっておらず、日々の勝敗の積み重ねで結果が決まります。([a href=”https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_sumo_tournament_top_division_champions”]参照)
最終日の勝敗が優勝に大きく影響することは多いですが、後半に本人が負け越しても他の上位陣が同じように敗れる展開があると逆転優勝が成立する可能性があります。
幕内で後半失速でも優勝例は?
幕内優勝では後半2連敗を喫した後に優勝したケースは、少なくとも記録上“ほとんどない”と考えられています。歴史的なデータ一覧を見ても、優勝を果たした力士の成績は最終的に高勝率であり、連敗が直接優勝につながることは極めて稀です。例えば令和の場所でも、優勝者は基本的に最終戦で白星を挙げて優勝を決めたり、途中まで好調であったパターンが多いです。([a href=”https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_sumo_tournament_top_division_champions”]参照)
歴史的に「11勝4敗」程度で優勝したケースはあり、これは昭和期以降でも例がありますが、最終2日間の連敗を含む記録は確認されていません。([a href=”https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201709240000179.html”]参照)
十両優勝の傾向と勝敗
十両でも優勝成績は一般的に高勝率で決まることが多く、最終2日間で連敗しながら優勝したという有名な例は報告されていません。十両成績に関するクイズ的なデータでは、9勝6敗で優勝した例があり、勝敗数が少ない部類での優勝例も存在しますが、これも通常は場所後半の連敗ではなく混戦によるものです。([a href=”https://sumo.or.jp/Entertainment/quiz/1446″]参照)
したがって、十両・幕内ともに後半で2連敗してから総合優勝したというケースは史上ほとんど事実上存在しないとみてよいでしょう。
近年の優勝例と勝敗の流れ
最近の優勝例では、幕内で2024年3月に新入幕のTakerufujiが13勝2敗で優勝した例があり、本割の大半では好成績を積み重ねての成果でした。([a href=”https://www.reuters.com/sports/takerufuji-becomes-first-top-division-debutant-win-tournament-110-years-2024-03-24/”]参照)
幕内・十両ともに、序盤や中盤での躓きが後半巻き返しとなることはありますが、最終1・2日の連敗が優勝を妨げないような劇的な例は記録として極めて稀です。
まとめ:最終2日連敗後の優勝は実質的にゼロに近い
結論として、1場所15日制の下で幕内・十両のいずれも“最後2日間で連敗しながら総合優勝を果たした”例はほとんどありません。優勝力士は総じて後半も安定して白星を重ね、最終日まで勝敗数で優位を保っているケースが圧倒的です。
ただし、優勝争いそのものが展開によって変わる可能性はあり、相手の敗戦状況や決定戦(プレーオフ)などで勝敗の意味合いが変わる場面もあります。したがって、単なる後半の連敗だけで優勝が成立することは、記録上ほぼ例外的な現象であると言えるでしょう。


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