メジャーリーグベースボール(MLB)では、各チームの一軍登録(アクティブロスター)枠やその運用にルールがあり、時に特定の状況で他球団と異なるように見えることがあります。特にロサンゼルス・ドジャースが他球団より1人多く見えるケースについて、なぜそうなるのかをルール面から整理して解説します。
MLBの基本的な一軍登録(アクティブロスター)とは
MLBでは、各チームが試合に出場できる選手をまとめた「アクティブロスター」があります。通常は26人までと定められており、これが“一軍登録人数”として扱われます。
ダブルヘッダーや9月の拡張などの例外
一軍登録枠はシーズン中に特別な状況で増えることがあります。たとえば、ダブルヘッダー(一日に2試合が予定されている日)では、チームは追加で1人のアクティブ登録選手を出場可能にできます。
さらにシーズン終盤の9月からは枠が拡大し、最大28人までのアクティブ登録が可能になります。これは多くのチームが経験する一般的なオプションです。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
なぜドジャースだけ多く見えるのか:大谷翔平の“ツーウェイ”ルール
最近の報道では、ドジャースがアクティブロスターに14人の投手を登録できている点が話題になっています。通常、チームは最大13人の投手しかロスターに登録できませんが、これはMLBのルールです。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
ここで理由になっているのが、ロスター内にいる「ツーウェイプレーヤー(Two‑Way Player)」の存在です。ツーウェイプレーヤーは投手でもあり打者でもある選手として一定の基準を満たすと“投手枠としてカウントされない”扱いとなります。現時点では大谷翔平選手だけがこの条件を満たしており、ドジャースは彼をツーウェイプレーヤーとして扱うことで、通常より多くの投手をアクティブロスターに登録できています。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
このルールはドジャース独自のもの?他球団も可能?
このルール自体はMLB全体に適用されるもので、条件を満たす選手がいれば他のチームでも同様の扱いができます。しかし現実には大谷選手のように投手として十分なイニング数と打者としての出場記録を同時に持つ選手は極めて稀であり、ドジャースだけが“例外的に多く見える”形になっています。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
したがって、特定球団だけに特別な枠が与えられているのではなく、制度上は他球団にも適用可能ですが、条件を満たせる選手がほとんどいないという点が“ドジャースだけ多い”ように見える主因です。
実例:投手数制限とツーウェイ選手の利点
例えば2026年シーズンのドジャースは通常許される13人の投手以上をアクティブロスターに登録できています。これは大谷選手がツーウェイプレーヤーとして投手枠にカウントされないためです。またダブルヘッダー時や9月以降の拡張も重なると、さらに多い登録が可能になるケースもあります。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
結果として、ドジャースは試合ごとの選手起用や投手交代が柔軟にできる戦術面で有利になることがあり、ファンや専門家の間でもしばしば話題になります。
まとめ:特殊に見える理由と基本の違い
ドジャースが「一軍登録人数が1人多い」と見えるのは、MLBの登録ルールに基づく例外的なケースが重なっているためです。基本のアクティブロスターは26人ですが、ツーウェイプレーヤーやダブルヘッダー、9月の拡張によって枠が増える仕組みがあります。
このため、基本はどのチームも同じルール下にあり、ドジャースだけが特別扱いされているわけではありません。ただし現実的にはツーウェイプレーヤーとなり得る選手が非常に限られているため、ドジャースのように他チームよりも多く登録できているように見える現象が起こっています。


コメント