海に落ちたリールは錆びる?セルテートなど高性能リールの海水水没後の対処法を解説

釣り

釣り中に竿ごと海へ落下してしまう事故は意外と多く、特に高価なリールを使っている場合は内部への海水侵入やサビが心配になります。数分間海水に浮いていた場合、リール内部は必ず錆びてしまうのでしょうか。

この記事では、セルテートのような防水性能を備えたスピニングリールが海水に落ちた場合の影響、錆びる可能性がある部分、そして故障を防ぐために取るべき対応について詳しく解説します。

海水に落ちたリールは必ず錆びるわけではない

海水は塩分を含んでいるため、金属部品にとっては非常に厳しい環境です。しかし、海水に数分触れたからといって、必ずリール内部のすべてが錆びるわけではありません。

特に近年の高性能リールは、防水構造や防錆処理が施されており、ある程度の水の侵入を防ぐ設計になっています。ダイワのセルテートのような上位機種では、ボディ内部への水や異物の侵入を抑える技術が採用されています。

ただし、防水性能があるから完全に海水を防げるという意味ではありません。水没した時間、水深、落下時の衝撃、メンテナンス状況によって内部への影響は変わります。

セルテートなどのリールで海水侵入しやすい場所

スピニングリールには多くの精密部品が使われており、特に注意が必要なのはベアリング部分です。ベアリング内部に海水が入り込むと、乾燥後に塩分が残って回転不良やサビの原因になります。

また、ハンドルの付け根、ラインローラー、ドラグ周辺、ローター内部なども海水の影響を受けやすい部分です。

例えば、外見上は問題なく回転していても、数週間後にベアリングから異音が出たり、ハンドルが重く感じたりするケースがあります。海水トラブルは時間差で症状が出ることもあります。

海水に落とした直後にやるべき対処

リールを海水に落としてしまった場合、最も重要なのはできるだけ早く塩分を取り除くことです。乾燥させるだけでは、内部に残った塩分が後から腐食を進める可能性があります。

まずは真水でリール全体を優しく洗い流します。この時、強い水圧をかけると逆に内部へ水を押し込む可能性があるため注意が必要です。

その後、水分をしっかり拭き取り、風通しの良い場所で乾燥させます。可能であればメーカー推奨のメンテナンス方法に従うか、オーバーホールを依頼すると安心です。

やってはいけない海水水没後の対応

海から引き上げた後に、そのまま何日も放置するのは避けるべきです。海水は乾燥すると塩の結晶が残り、金属部品やベアリングへダメージを与えます。

また、潤滑油を大量に吹きかけて解決しようとする方法もおすすめできません。油で一時的に動きが良くなっても、内部に残った塩分を除去できなければ根本的な解決にはなりません。

例えば、外側だけきれいに見える状態でも、内部のベアリングに塩分が残っていると後から回転性能が低下することがあります。

高価なリールほど早めの点検がおすすめ

セルテートのような高性能リールは耐久性が高い一方で、内部には精密なパーツが使われています。そのため、水没後は「大丈夫そうだから使い続ける」よりも、一度状態を確認することが大切です。

特にドラグ性能や巻き心地を重視する釣りでは、わずかなベアリングの異常でも釣りの快適性に影響します。

ランカー級の魚が掛かって竿ごと持っていかれるような状況は珍しいことではありません。万が一に備えて、ロッドホルダーや尻手ロープなどの落下防止対策をしておくことも重要です。

まとめ

海水に数分間浮いていたリールでも、必ず内部が100%錆びるわけではありません。セルテートのような防水性能の高いリールでは、状況によっては問題なく復帰できる可能性があります。

しかし、海水はリールにとって非常に負担が大きく、見えない部分に塩分が残ると後からサビや不具合につながることがあります。

水没してしまった場合は、できるだけ早く真水で塩分を落とし、必要に応じて点検やオーバーホールを行うことが大切です。高価なリールほど、早めの対応が長く使うためのポイントになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました