釣りで使用するリールは、砂や泥、海水などが入り込むことで動作不良を起こすことがあります。特にリールスタンド周辺は地面に近い位置にあるため、置いた際や転倒した際に砂が入り込むケースも少なくありません。
リール内部に砂が入った場合、水洗いをしてよいのか、パーツクリーナーを使うべきなのか迷う人も多いでしょう。この記事では、リールスタンド部分に砂が入った時の安全な清掃方法や、やってはいけない対処法について解説します。
リールスタンドに砂が入った時はまず状態を確認する
リールスタンドに砂が入った場合、最初に確認したいのは砂がどの範囲まで入り込んでいるかです。外側やネジ部分だけに付着している場合と、内部のベアリングやギア周辺まで侵入している場合では対処方法が異なります。
リールスタンドの回転部分を動かした時にジャリジャリした感触がある場合は、内部に砂が入り込んでいる可能性があります。そのまま使用すると砂が部品を削り、回転性能が低下する原因になります。
例えば、釣り場でリールを砂浜に置いた後にハンドルやスタンド部分の動きが重くなった場合は、単なる汚れではなく砂粒が内部へ侵入している可能性があります。
リールの水洗いは状況によって使い分ける
釣り具のメンテナンスでは水洗いが一般的ですが、リールスタンド内部の砂を取る目的で大量の水をかけることは注意が必要です。
特に内部にグリスやオイルが入っている部分へ水が入り込むと、潤滑性能が低下したり、金属部品が錆びたりする原因になります。
ただし、海水や砂が付着したリール全体を軽く真水で流すメンテナンスは有効です。その場合は強い水圧をかけず、表面の塩分や汚れを落とす程度にして、十分に乾燥させることが重要です。
パーツクリーナー使用時の注意点
パーツクリーナーは油汚れを落とす力が強いため、砂を除去する目的で使用する場合には注意が必要です。砂を落とせても、必要なグリスやオイルまで流してしまう可能性があります。
特にベアリングや回転部分に使用すると、内部の潤滑油がなくなり、逆に動きが悪くなる場合があります。
例えばネジ部分や取り外し可能な金属パーツだけを洗浄する場合は有効ですが、リール本体に取り付けたまま内部へ吹きかける方法は避けた方が安全です。
砂を取り除くおすすめの手順
リールスタンドに砂が入った場合は、まず外側の砂を柔らかいブラシやエアブローで取り除く方法がおすすめです。
細かい砂粒は無理に押し込むと内部へ入り込むため、歯ブラシや釣り具用ブラシなどで優しく取り除きます。隙間部分にはエアダスターを使うと効果的です。
もし取り外し可能なリールスタンドであれば、一度外して清掃し、必要に応じてメーカー推奨のグリスやオイルでメンテナンスするとよいでしょう。
リールスタンドの砂トラブルを防ぐ方法
砂の侵入を完全に防ぐことは難しいですが、使用時の注意でリスクを減らすことはできます。砂浜や河川敷ではリールを直接地面に置かないことが基本です。
タオルやロッドスタンド、簡易的なリール置き場を使うだけでも砂の侵入は大きく減ります。また、釣行後は毎回リールの外側を確認する習慣をつけることも大切です。
特に海釣りでは砂だけでなく塩分も故障原因になります。釣行後の軽いメンテナンスを続けることで、リールを長く快適に使うことができます。
まとめ
リールスタンド内部に砂が入った場合、いきなり大量の水をかけたり、パーツクリーナーを吹き付けたりするのはおすすめできません。
まずはブラシやエアブローで砂を取り除き、必要に応じて分解清掃や適切な注油を行うことが大切です。
リールは精密な部品で構成されているため、強い洗浄よりも正しい手順で丁寧にメンテナンスすることが、性能を維持する一番の方法です。


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