柔道では身長や体格によって得意になりやすい技がありますが、身長が高い選手でも低い背負い投げを得意技にすることは可能です。180cmの選手が低い背負い投げを使う場合のメリットや注意点、練習で意識したいポイントについて解説します。
低い背負い投げは身長が高い選手でも使えるのか
背負い投げは小柄な選手が使う技というイメージを持たれることがあります。しかし実際には、身長の高い選手でも背負い投げを武器にしている柔道家は存在します。
180cmという身長は柔道では決して低い体格ではありませんが、だからといって低い背負い投げが向いていないわけではありません。重要なのは身長ではなく、相手との組み手や入り方、タイミングです。
例えば相手が大きな選手であっても、重心が高くなった瞬間に素早く懐へ入り込めば、低い背負い投げで崩すことができます。
長身選手が低い背負い投げを使うメリット
180cmの選手が低い背負い投げを身につけるメリットの一つは、相手にとって予測しにくい攻撃になることです。
相手が「この選手は大外刈りや内股などの大技を狙ってくる」と考えているところに、低い位置へ潜り込む背負い投げを仕掛けることで意表を突くことができます。
また、身長が高い選手は手足が長いため、組み手争いで有利になる場合があります。その長いリーチを利用して相手を崩してから背負い投げにつなげることも可能です。
低い背負い投げで意識したいポイント
低い背負い投げで重要なのは、単に低くしゃがむことではありません。相手の懐に素早く入り、相手の体重を前方へ移動させることが大切です。
特に意識したいのは、膝を曲げて腰を落とす動作です。上半身だけを低くすると相手を背中に乗せることができず、技が崩れやすくなります。
具体的には、相手の袖や襟をしっかり引きながら、自分の肩を相手の脇の下へ入れる感覚を身につけることが重要です。
180cmの選手が注意したい背負い投げの課題
長身選手が背負い投げを使う場合、注意したい点もあります。相手との身長差がある場合、無理に低く入りすぎるとバランスを崩してしまうことがあります。
また、背負い投げは相手との距離感が非常に重要な技です。腕の力だけで投げようとすると、相手に耐えられたり、逆に潰されたりする可能性があります。
例えば、相手が前に出てくるタイミングで合わせて技をかけると成功率は高まります。自分から強引に入るだけではなく、相手の動きを利用することが大切です。
背負い投げ以外の技と組み合わせることでさらに強くなる
柔道では一つの技だけで勝つのではなく、技の連携によって相手を崩すことが重要です。
180cmの選手の場合、低い背負い投げに加えて大外刈りや内股、足技などを組み合わせることで、相手は守りにくくなります。
例えば大外刈りを警戒させて相手の体重を後ろへ移動させ、その瞬間に背負い投げへ入るというような展開を作ることができます。
まとめ|180cmでも低い背負い投げは十分武器になる
180cmの柔道選手でも、低い背負い投げを身につけることは十分可能です。大切なのは身長ではなく、入り方、崩し、タイミングを正しく理解することです。
長身選手が低い背負い投げを使うことで、相手にとって予測しにくい攻撃になり、大きな武器になる可能性があります。
自分の体格を活かしながら、基本を大切にして練習を重ねることで、背負い投げは身長に関係なく磨ける技と言えるでしょう。


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