スイミングの「ヘルパー」はどれがおすすめ?中学生向けの選び方と腰につける浮力補助具を比較

水泳

スイミングスクールで「ヘルパー」と呼ばれている道具は、一般的には腰に装着して身体を浮きやすくする水泳練習用の補助具です。発泡素材のブロックを腰の後ろ付近につけることで浮力を補い、バタ足やクロールなどのフォーム練習をしやすくします。

ただし「ヘルパー」という名前で販売されている商品には、腰につけるタイプ、腕につけるタイプ、ひも式、バックル式、浮力を調整できるタイプなどがあります。中学生がスイミングスクールと同じような練習を自分でも行いたい場合は、まずスクールで使っているものと同じ形を選ぶのが最も失敗しにくい方法です。

市販品から選ぶなら、着脱のしやすさと浮力調整のしやすさを考えると、EVERNEWの「ソフトヘルパーC3」やTOEI LIGHTの「スイムヘルパー B-3141」のような腰ベルト型が候補になります。ここではヘルパーの種類と、それぞれどんな練習に向いているのかを分かりやすく紹介します。

スイミングでいう「ヘルパー」とは?

水泳で使われるヘルパーは、発泡素材などの浮くブロックを身体に装着して浮力を補助する練習用品です。特に初心者の泳法練習や、姿勢・キックを覚える練習で使われます。

腰につけるタイプの場合、身体が沈みすぎるのを抑えられるため、「浮くこと」に意識を取られすぎず、バタ足や腕の動きなどを練習しやすくなります。

ただし、ヘルパーは基本的に泳ぎを練習するための補助具です。救命胴衣の代用品として考えるものではありません。自分で練習する場合も、監視員がいるプールなど安全管理された環境で使用することが重要です。

中学生なら腰ベルト型が選びやすい

スイミングスクールで腰の後ろに浮力材をつけて練習しているのであれば、市販品でも同じ腰ベルト型を探すとよいでしょう。

腰ベルト型には、発泡ブロックをベルトへ通し、身体の後ろ側へ配置する商品が多くあります。バックルを留めるだけの製品なら装着も比較的簡単です。

中学生の場合は子ども向けという表示だけを見るのではなく、自分のウエストに対応しているかを必ず確認してください。成長期なので、小さな幼児向け製品ではベルトが短いことがあります。

おすすめ1:EVERNEW ソフトヘルパーC3

初めて自分用を購入するなら、EVERNEWの「ソフトヘルパーC3(EHA070)」は選びやすい候補です。EVERNEW公式情報では、3個の浮力ブロックで構成され、バックル式で着脱しやすい仕様になっています。[参照:EVERNEW公式]

ベルトは長さ120cmで、対応ウエストサイズは90cmまで。浮力は約2.9kgです。中学生でもウエストサイズが対応範囲内なら使用できます。

特に便利なのが、3個のブロックを使用する構造であることです。練習内容や泳力に合わせた使い方を検討しやすく、バックル式なので毎回ひもを結ぶ必要もありません。

項目 ソフトヘルパーC3
品番 EHA070
浮力材 3ブロック
ベルト バックル式・120cm
対応ウエスト 90cmまで
浮力 約2.9kg
特徴 装着と調整がしやすい

おすすめ2:TOEI LIGHT スイムヘルパー B-3141

もう一つ定番候補になるのが、体育用品メーカーTOEI LIGHTの「スイムヘルパー B-3141」です。

メーカー公式情報では、18.5×7×5cmの浮力材を5連で使用し、浮力は約3kg。バックル仕様なので着脱しやすく、最大ウエストサイズは80cmです。[参照:TOEI LIGHT公式]

学校や水泳指導で使われる体育用品らしいシンプルな構造で、スイミングスクールにあるヘルパーと見た目が近い場合もあります。ただし対応ウエストが80cmまでなので、購入前に自分のサイズを測ってください。

項目 TOEI LIGHT B-3141
浮力材 5連
ベルト バックル式
最大ウエスト 80cm
重量 約130g
浮力 約3kg
特徴 シンプルで着脱しやすい

おすすめ3:EVERNEW SUNヘルパー

スクールで使っているものが、丸い浮力材をひもへ通したタイプならEVERNEWの「SUNヘルパー(EHA031)」も候補です。

メーカー公式情報では、直径13.5cm・厚さ8cmの浮力材3個で構成され、浮力は3.3kg。ひもの長さは140cmです。また3個をばらして浮力を調節できる仕様になっています。[参照:EVERNEW公式]

浮力を段階的に変えられることは大きなメリットです。最初は3個で練習し、泳ぎが安定してきたらコーチの指導に合わせて補助を減らす、といった使い方が考えられます。

SUNヘルパー2というタイプもある

EVERNEWには「SUNヘルパー2(EHA033)」もあります。こちらも3個構成で浮力3.3kgですが、縦穴と横穴があり、3個連結だけでなく1個で使用する方法にも対応した2WAY仕様です。[参照:EVERNEW公式]

練習方法を細かく変えたい場合には便利ですが、初めて自分で購入する場合は、スクールで同じようなタイプを使っているかコーチへ確認してから選ぶ方がよいでしょう。

ヘルパーは浮力が強ければ強いほど良い道具ではありません。目的以上に身体が浮いてしまうと、普段の泳ぎとは姿勢が変わりすぎることがあります。

3個・5個など数が違うのはなぜ?

商品によって浮力材の数や形が違うため、「3個と5個なら5個の方が上級者向け」といった単純な比較はできません。浮力材1個あたりの大きさや素材が異なるからです。

比較するときは個数より、メーカーが示している総浮力や対応ウエスト、浮力材を取り外せるかを確認する方が重要です。

例えばEVERNEWのソフトヘルパーC3は3ブロックで浮力約2.9kg、TOEI LIGHT B-3141は5連で浮力約3kgです。個数は違いますが、製品全体の浮力はかなり近くなっています。

選ぶなら「浮力を減らせるタイプ」が便利

水泳が上達してくると、最初と同じ大きな浮力が必要なくなることがあります。

そのため長く練習へ使うなら、ブロックを減らして補助の強さを変えられる製品は便利です。補助を少しずつ減らして、自分の力で姿勢を維持する練習へ移行できます。

ただし、自己判断で突然大幅に浮力を減らすより、スイミングスクールのコーチへ「今は何個で練習するのがいいですか」と確認するのがおすすめです。

バックル式とひも式ならどちらがいい?

自分で装着する使いやすさを重視するなら、バックル式がおすすめです。

ベルトの長さを一度自分に合わせておけば、次回からバックルを留めて微調整するだけで使いやすくなります。中学生が個人練習に持っていく場合にも扱いやすいでしょう。

一方、ひも式には構造が単純で長さの自由度が高いメリットがあります。スクールで使い慣れているのであれば、同じひも式を選ぶ方法もあります。

自分のスクールと同じ商品を買うのが一番確実

実は商品選びで最もおすすめなのは、コーチに商品名を聞くことです。

スイミングスクールでは、練習内容に合う浮力や形状を考えてヘルパーを使用しています。そのため「家でも同じ練習をしたいので、このヘルパーの商品名を教えてください」と聞けば、かなり確実です。

商品名が分からなくても、「丸いものが3つ」「四角いブロックが5つ」「バックル式」など特徴を覚えておけば、市販品から同じタイプを探しやすくなります。

ヘルパーを使う主な練習

腰ヘルパーは、身体を浮かせるだけでなく泳ぎの姿勢を覚えるためにも使われます。

例えばクロールの練習では、腰が沈みやすい初心者がヘルパーを装着することで身体を水平に近づけ、バタ足やストロークへ集中しやすくなります。

背泳ぎなどでも補助として利用される場合があります。ただし、スクールによって指導方法が違うので、習っていない練習を自己流で行うより、コーチから教わった方法を繰り返す方がよいでしょう。

ビート板やプルブイとは用途が違う

水泳用品を検索すると、ヘルパーのほかにビート板やプルブイも表示されるため、初心者には分かりにくいことがあります。

用品 主な使い方
腰ヘルパー 腰付近に浮力を与え、泳ぎ全体の練習を補助
ビート板 手で持ち、主にキックを練習
プルブイ 脚に挟み、主に上半身・ストロークを練習
アームヘルパー 腕へ装着して浮力を補助

スイミングスクールで「腰につけている」のであれば、プルブイではなく腰用のスイムヘルパーを探すのが基本です。

中学生なら幼児用の浮き具は避ける

インターネットで「水泳 ヘルパー」と検索すると、幼児が水遊びで使用する浮き具も大量に表示されます。

しかしスイミングスクールでフォーム練習に使用するヘルパーと、幼児向けレジャー用品は目的が異なります。中学生の水泳練習なら、体育用品・水泳用品メーカーが練習補助具として販売している商品から選ぶ方が分かりやすいでしょう。

特にサイズ、浮力、ベルト強度などの商品仕様がメーカー公式サイトで確認できる製品を選ぶことをおすすめします。

ウエストサイズは購入前に必ず測る

同じ中学生でも体格にはかなり個人差があります。年齢だけを見て商品を選ぶと、ベルトが短かったり、反対に十分固定できなかったりすることがあります。

例えばTOEI LIGHT B-3141は最大ウエスト80cm、EVERNEWソフトヘルパーC3は対応ウエスト90cmまでとなっています。[参照:TOEI LIGHT公式][参照:EVERNEW公式]

実際に装着する位置は商品や指導方法によって異なるので、スクールでどの高さにつけているかも確認するとよいでしょう。

自分で練習するときの安全上の注意

ヘルパーを装着していても、一人だけで監視のない水へ入るのは避けましょう。ヘルパーには浮力がありますが、救命胴衣として生命を守るための道具ではありません。

個人練習は監視員のいるプールで、その施設が持ち込み練習器具を許可していることを確認してから行います。公共プールでは、ビート板は利用できても個人所有の浮力補助具について独自のルールを設けている場合があります。

また、スクールで教えてもらった練習を基本にし、深い場所で無理な練習をしないことも重要です。中学生の場合は保護者にも、どこでどのような練習をするのか伝えておくと安心です。

おすすめを比較するとどれがいい?

商品 特徴 向いている人
EVERNEW ソフトヘルパーC3 3ブロック・バックル式・ウエスト90cmまで・浮力約2.9kg 使いやすさを重視したい
TOEI LIGHT B-3141 5連・バックル式・ウエスト80cmまで・浮力約3kg スクール用品に近いシンプルなタイプが欲しい
EVERNEW SUNヘルパー 3個・ひも式・浮力3.3kg・分割可能 浮力を調整しながら練習したい
EVERNEW SUNヘルパー2 3個・2WAY・浮力3.3kg 複数の使い方をしたい

迷った場合は、バックル式でサイズに余裕のあるEVERNEWソフトヘルパーC3が扱いやすい候補です。ただし、スクールでTOEI LIGHTなど別の形状を使っているなら、そちらへ合わせる方が練習を再現しやすくなります。

最初から強い浮力に頼りすぎないことも大切

ヘルパーを装着すると泳ぎやすくなるため、「ずっと付けた方がきれいに泳げる」と感じることがあります。

しかし練習の目的は、最終的には補助がなくても正しい姿勢を作れるようになることです。補助具だけに頼るのではなく、コーチの指導に従って徐々に補助を減らしていくことが重要です。

例えばヘルパーありで正しい姿勢を確認した後、外して同じ姿勢を再現するという練習を組み合わせると、補助具を使用する意味が分かりやすくなります。

まとめ|中学生ならバックル式の腰ヘルパーが使いやすい

スイミングスクールで使用する「ヘルパー」が腰につけるタイプなら、自分用を購入するときも同じ種類を選ぶのがおすすめです。

中学生が扱いやすい製品としては、EVERNEWソフトヘルパーC3が候補になります。3ブロック構成でバックルによる着脱がしやすく、ベルトは対応ウエスト90cmまで、浮力は約2.9kgです。[参照:EVERNEW公式]

スクールで5連タイプを使っているなら、TOEI LIGHT スイムヘルパー B-3141も有力です。こちらは5連、浮力約3kg、最大ウエスト80cmで、バックル式になっています。[参照:TOEI LIGHT公式]

一方、浮力を段階的に変えながら練習したい場合には、3個を分けて調節できるEVERNEW SUNヘルパーも選択肢です。[参照:EVERNEW公式]

最も確実なのは、購入前にスイミングのコーチへ「今使っているヘルパーの商品名か、同じタイプを教えてください」と聞くことです。スクールと同じ道具なら、そこで教わったフォームや練習方法を個人練習でも再現しやすくなります。

またヘルパーは泳法練習用の補助具であり、救命用具ではありません。個人練習をするときは監視員のいるプールを利用し、施設が個人のヘルパー持ち込みを認めているかを確認したうえで、安全を優先して使いましょう。

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