巨人・山崎伊織が登録抹消された理由は?右肩のコンディション不良と今後の復帰時期を整理

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読売ジャイアンツの山崎伊織投手が2026年8月24日に出場選手登録を抹消され、先発ローテーションから離れることになりました。今季は開幕前にも右肩のコンディション不良で長期離脱していただけに、突然の抹消を見て「また肩を痛めたのか」「重症なのか」と心配したファンも少なくないでしょう。

今回の登録抹消について球団関係者や山崎投手本人から明かされている理由は、右肩のコンディション不良です。山崎投手本人は前回の離脱時ほどではないとしながらも、登板を重ねるにつれて状態が悪くなっていく感覚があったと説明しています。

つまり成績不振だけを理由に二軍へ落とされたわけではなく、今後も先発として投げ続けるために一度状態を整えるという意味合いの強い抹消です。ここでは、今回何が起きたのか、春の右肩故障との関係、復帰時期の見通しまで時系列で整理します。

山崎伊織は2026年8月24日に出場選手登録を抹消

日本野球機構(NPB)の公示では、2026年8月24日に巨人の山崎伊織投手が出場選手登録を抹消されたことが確認できます。NPBの規定上、この日の抹消によって最短でも9月3日以降でなければ再登録できません。[参照:NPB 出場選手登録および登録抹消]

山崎投手は本来、8月25日のヤクルト戦に先発する予定でした。しかし右肩のコンディションが十分ではないと判断され、予定していた登板を回避。25日からジャイアンツ球場の故障班へ合流しました。

代わって25日のヤクルト戦では則本昂大投手が急きょ先発しています。つまり通常のローテーション調整による一時的な抹消ではなく、身体の状態を考慮して予定されていた登板そのものを取りやめた形です。[参照:日刊スポーツ]

登録抹消の直接的な理由は右肩のコンディション不良

巨人の村田善則バッテリーチーフコーチは8月24日、山崎投手について右肩のコンディション不良で登録を抹消すると説明しました。

村田コーチは、検査を行うのか、少し時間を置いて回復を待つのかについてはトレーナーと確認するとしながらも、現在の状態について「ベストな状態からはちょっと遠そう」という趣旨の説明をしています。[参照:日刊スポーツ]

シーズン終盤だからこそ無理に登板を続けるのではなく、今後も投げることを前提としてコンディションを整え、良い状態でマウンドへ戻すことを優先した判断とみられます。

山崎伊織本人も「投げていく度に悪くなっていく感じ」と説明

登録抹消翌日の8月25日、山崎投手自身が右肩の状態について説明しています。

山崎投手は今回について、春の離脱時と比較して「前回ほどではない」とした一方、投げていくたびに状態が悪くなっていくような感覚があったことを明かしました。[参照:日刊スポーツ]

一度の登板で突然大きな故障が起きたというより、先発ローテーションで投げ続ける中で右肩の回復が追いつかなくなっていた可能性があるということです。

中6日で100~120球を投げる中でリカバリーが追いつかなかった可能性

山崎投手は今回の状態について、中6日で100球から120球程度を投げ続けていく中で、身体のリカバリーが追いつかなかった部分があるのではないかと話しています。[参照:日刊スポーツ]

先発投手の場合、登板日だけでなく次の登板までにどれだけ肩や肘を回復させられるかが重要です。表面的には投球できていても、回復が遅れた状態で登板を繰り返せばコンディションが徐々に低下することがあります。

今回の抹消は、その状態で無理に次の登板へ向かわせるより、一度ローテーションから外して肩を回復させる判断だったと考えると分かりやすいでしょう。

今季は3月にも同じ右肩のコンディション不良で離脱していた

今回が特に心配されている理由は、山崎投手が2026年シーズン開幕前にも右肩のコンディション不良で離脱しているためです。

山崎投手は2025年にチーム最多の11勝を挙げ、2026年は開幕投手の最有力候補とされていました。しかし3月15日、右肩のコンディション不良によって3軍の故障班へ合流。開幕ローテーションから外れることになりました。[参照:スポニチ]

当時は画像検査で大きな異常が確認されたわけではなく、首脳陣も重症ではないとの見方を示していましたが、結果的には復帰まで時間を要しています。

5月の実戦復帰ではわずか2球で緊急降板

3月の離脱後、山崎投手はリハビリを進め、5月3日のファーム広島戦で約2か月ぶりに実戦復帰しました。

ところが先頭打者へ145キロと144キロの直球を2球投げたところで、自ら右肩の異変を訴えて緊急降板。球団からは右肩の違和感と発表されています。[参照:日刊スポーツ]

翌日には山崎投手本人が、3月に痛めた部分とは異なる場所の調子が良くないという趣旨の説明をし、その後MRI検査を受けました。[参照:日刊スポーツ]

その後リハビリを経て7月に一軍復帰

5月のアクシデントによって復帰はさらに遅れましたが、その後はリハビリと実戦登板を重ね、7月14日のヤクルト戦で一軍へ復帰しました。

復帰後は8月の再離脱まで5試合に登板し、1勝1敗、防御率4.91という成績でした。春から長く実戦を離れていたことを考えると、まず先発ローテーションへ戻れたこと自体は大きな前進でした。

一方、本来の山崎投手の投球と比較すると完全な状態まで戻っていたとは言いにくく、本人も8月18日のDeNA戦後に、決め球のフォークについて好調時にはまだ届いていないという趣旨のコメントをしていました。[参照:日刊スポーツ]

今回の故障は春より重いのか?

現時点で公表されている情報だけを見る限り、春より明確に重症化したと判断できる情報はありません。

むしろ山崎投手本人は「前回ほどではない」と説明しています。そのため、大きな損傷が新たに発生したと決めつける段階ではありません。

ただし同じ右肩で今季2度目の離脱となっていること、春の離脱でも当初の想定より復帰に時間がかかったことから、球団として慎重に状態を確認する必要がある状況なのは確かです。

手術が必要なほどの故障なのか?

2026年8月27日時点で、今回の右肩について手術が必要だという発表はありません。

また具体的な診断名や損傷箇所についても、球団から詳細は公表されていません。報道で使用されている表現は一貫して「右肩のコンディション不良」です。

したがって現段階で腱板損傷など特定の故障を推測して断定するのは適切ではありません。今後検査結果や球団発表が出れば、より具体的な状態が分かる可能性があります。

最短の9月3日に戻ってくる可能性は?

NPBの公示上では8月24日に登録を抹消されたため、最短なら9月3日から一軍へ再登録できます。[参照:NPB]

ただし山崎投手本人は、最短で戻れるかどうかについては現時点では分からないとしています。

登録上の10日間が経過したからといって、その日に必ず復帰するわけではありません。ブルペン投球や実戦登板などを行い、右肩が先発登板に耐えられる状態まで回復してから一軍復帰となる可能性が高いでしょう。

「登録抹消=今季絶望」ではない

登録抹消という言葉だけを見ると長期離脱を想像することがありますが、今回について今季中の復帰が不可能と発表されたわけではありません。

村田コーチも、残り試合が少なくなっている中でもその先を見据え、まずコンディションを整えて良い状態でマウンドへ上がれるようにするという趣旨の説明をしています。[参照:日刊スポーツ]

そのため9月中に戻れる可能性も残されています。ただし春から右肩の問題が続いているだけに、順位争いのために無理をして早期復帰させるより、状態を優先する可能性も十分にあります。

山崎伊織の今季の右肩トラブルを時系列で整理

時期 出来事
2026年3月15日 右肩のコンディション不良で故障班へ。開幕ローテーションを外れる
5月3日 ファームで実戦復帰するも2球で右肩の違和感を訴え降板
7月14日 ヤクルト戦で一軍復帰
7~8月 一軍で5試合に先発し1勝1敗、防御率4.91
8月18日 DeNA戦で6回3失点
8月24日 右肩のコンディション不良で一軍登録抹消
8月25日 故障班へ合流し、本人が右肩の状態を説明

こうして見ると、今回だけ突然発生した故障ではなく、2026年シーズンを通して右肩の状態を慎重に管理していることが分かります。

右肘のトミー・ジョン手術とは今回別の問題

山崎投手は東海大時代の2020年に右肘の靱帯再建手術、いわゆるトミー・ジョン手術を受けています。

そのため「過去の手術箇所が再び悪くなったのでは」と心配する人もいるかもしれませんが、今回球団から発表されているのは右肩のコンディション不良です。

肩と肘はどちらも投手にとって重要ですが、今回の抹消を過去の右肘手術と直接結び付ける公式情報はありません。

なぜ投げられていたのに急に抹消されたのか

肩のコンディション不良は、必ずしも「ボールがまったく投げられない」状態だけを意味しません。

実際に山崎投手は8月18日のDeNA戦で6回3失点と試合を作っています。しかし先発投手は一度登板できれば終わりではなく、中6日で次の100球前後を投げられる状態まで回復する必要があります。

山崎投手自身が話しているように、その回復が追いつかず登板を重ねるほど状態が低下していたのであれば、次回登板直前になってローテーションから外す判断になっても不自然ではありません。

巨人にとっても痛い離脱

山崎投手は2023年と2024年に10勝、2025年には自己最多となる11勝を挙げており、巨人先発陣の中心的な存在です。

本来であれば2026年も開幕からローテーションの柱として期待されていました。その投手が春から長期離脱し、ようやく戻った後に再び離脱することは、チームにとって小さくない影響があります。

実際、山崎投手が予定されていた8月25日のヤクルト戦では則本昂大投手が急きょ先発することになり、先発ローテーションの再編を余儀なくされました。

今後見るべきポイントはブルペン・実戦復帰の時期

今後の復帰時期を判断するうえでは、まずキャッチボールやブルペン投球を再開できるかがポイントになります。

その後、実戦形式の投球やファーム公式戦などで球数を増やし、中6日の先発ローテーションへ戻れる状態かを確認する流れが考えられます。

特に山崎投手は春の復帰過程で一度、実戦登板を2球で降板した経験があります。そのため今回は、単に投げられる状態まで戻すだけでなく、登板後も問題なく回復できるかまで慎重に確認する可能性があります。

「調整のための抹消」と考えるのは正しい?

一部では成績を整えるための再調整ではないかと考える人もいるかもしれません。

しかし球団側は明確に右肩のコンディション不良と説明しており、本人からも肩について具体的なコメントが出ています。そのため今回については単純な二軍再調整ではなく、身体のコンディションを理由にした離脱と考えるべきです。

もちろん復帰までの期間にはフォームや投球内容を調整する可能性もありますが、最優先事項は右肩を正常な状態へ戻すことでしょう。

現時点で分かっていること・分からないこと

項目 2026年8月27日時点
登録抹消日 8月24日
理由 右肩のコンディション不良
故障箇所 右肩
春より悪い? 本人は「前回ほどではない」と説明
手術予定 公表なし
今季絶望 そのような発表はなし
最短再登録 9月3日以降
実際の復帰日 未定

このように、理由そのものは判明していますが、復帰まで何週間必要なのかという部分はまだ分かっていません。

まとめ|山崎伊織の登録抹消は右肩のコンディション不良、現時点で重症とは断定できない

巨人の山崎伊織投手は2026年8月24日、右肩のコンディション不良を理由に一軍登録を抹消されました。翌25日から故障班へ合流しています。[参照:日刊スポーツ]

山崎投手本人によると、今回の状態は春の離脱時ほどではないものの、投げるたびに右肩の状態が悪くなっていく感覚があったとのことです。また中6日で100~120球程度を投げ続ける中で、肩のリカバリーが追いつかなかった可能性についても話しています。[参照:日刊スポーツ]

今季は3月にも右肩のコンディション不良で離脱し、5月のファーム復帰戦ではわずか2球で右肩の違和感を訴えて降板。その後リハビリを続け、7月に一軍復帰したばかりでした。

そのため今回の抹消は「突然何か重大な故障が起きた」というより、復帰後に先発登板を重ねる中で右肩の回復が追いつかなくなり、悪化する前に一度ローテーションから外したとみるのが、現在公表されている情報には最も合っています。

NPBの制度上は9月3日から再登録可能ですが、本人は最短で戻れるかどうかは分からないと話しています。今季絶望や手術といった発表は現時点ではなく、まずは右肩の状態を整えたうえで投球を再開できるかが今後の焦点になります。

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