バレーボールの試合を見ると、時速100kmを超えるような強烈なスパイクやサーブが飛び交い、選手が普通にレシーブしている姿に驚く人も多いでしょう。あれほど速く強いボールを受けて、本当に痛くないのか気になるところです。この記事では、バレーボール選手が強烈なボールを受けた時の感覚や、なぜプロ選手が対応できるのかを、経験者の感覚も交えながら解説します。
バレーボールのスパイクやサーブは実際どれくらい強いのか
トップレベルのバレーボールでは、男子選手のスパイク速度が時速120km前後に達することもあります。女子選手でも非常に速いスパイクが打たれており、一般の人が受ける場合にはかなり強い衝撃になります。
ボール自体は約260g〜280g程度と軽く感じる重さですが、高速で飛んでくることで大きなエネルギーが発生します。そのため、正しいフォームで受けなければ腕に強い痛みを感じることがあります。
特に手の指や腕の角度が悪い状態で当たると、痛みだけでなく突き指や打撲につながる場合もあります。
プロ選手はスパイクやサーブを痛いと思わないのか
結論から言えば、プロ選手でも強烈なスパイクやサーブを受ければ痛みを感じることはあります。ただし、長年の練習によって「痛みに慣れる」というよりも、衝撃を分散する技術を身につけています。
例えばレシーブでは、腕をただ壁のようにしてボールを受けるのではなく、腕の面を作り、体全体で力を吸収するようにします。正しい技術があることで、同じ威力のボールでも感じる衝撃は大きく変わります。
プロ選手は痛みを感じない特別な体を持っているわけではなく、繰り返し練習することで「痛みに耐える能力」と「痛くならない受け方」を身につけているのです。
バレーボール経験者が感じるスパイクやサーブの痛み
バレーボール経験者の多くは、初心者の頃は強いサーブやスパイクを受けると腕が赤くなったり、ジンジンするような痛みを感じたりします。
しかし練習を重ねるうちに、ボールが当たる瞬間の姿勢や力の抜き方を覚えるため、以前ほど痛みを感じなくなります。
例えば同じサーブを受けても、腕に力を入れすぎている初心者は衝撃が直接伝わります。一方、経験者はボールの勢いを利用して返球するため、衝撃を逃がすことができます。
強烈なスパイクを受ける時に選手が意識していること
レシーブをする選手は、単純にボールを腕で止めようとしているわけではありません。相手のフォームや肩の向き、助走の入り方などから、どこに打ってくるかを予測しています。
事前に準備できていることで、体勢を整えた状態でボールを受けることができます。逆に予想外の方向に飛んできたボールは、プロでも痛みを感じることがあります。
また、トップ選手ほど筋力や体幹が鍛えられているため、強い衝撃を受けても体勢を崩さず次のプレーにつなげることができます。
サーブを打つ側も痛みを感じることがある
強烈なサーブを打つ選手も、実は手や肩に負担を感じています。特にジャンプサーブでは、高い位置から全力でボールを叩くため、肩や肘への負荷は大きくなります。
そのため、プロ選手は筋力トレーニングやコンディショニングを行い、ケガを防ぎながら高いパフォーマンスを維持しています。
強いボールを打つ能力だけでなく、その負荷に耐えられる体作りもトップ選手に必要な要素です。
なぜプロ選手は強烈なボールを普通に扱えるのか
プロ選手がすごい理由は、単純に身体能力が高いだけではありません。何千時間もの練習によって、ボールへの反応、姿勢、判断力を身につけています。
例えば、小学生や初心者がプロ選手のスパイクを受ける場合、恐怖心が先に出て体が固まってしまうことがあります。しかし経験を積んだ選手は、ボールを怖がるのではなく、どのように処理するかを瞬時に判断しています。
つまりプロ選手は「痛くない」のではなく、「痛みが出にくい技術」と「強い衝撃に耐えられる身体」を持っているのです。
まとめ
バレーボールの強烈なスパイクやサーブは、プロ選手でも当たれば痛みを感じるものです。ただし、選手たちは長年の練習によって衝撃を分散する技術や、正確なレシーブ技術を身につけています。
初心者が受ければ大きな衝撃でも、経験者やプロ選手は体の使い方によってダメージを減らすことができます。
テレビで見る選手たちが簡単そうにプレーしているように見えるのは、それだけ高度な技術と努力によって支えられているからなのです。


コメント