ベンチプレスは何回できたらその重量を上げたと言える?1回・10回の基準と記録更新の考え方

トレーニング

ベンチプレスで扱える重量が増えると、筋トレの大きな達成感になります。しかし「その重量を上げた」と言える基準については、1回だけ成功した場合なのか、複数回できた場合なのか迷う人も少なくありません。

実際には、ベンチプレスの記録には最大挙上重量(1RM)を基準にする考え方と、トレーニング重量として安定して扱えるかを基準にする考え方があります。この記事では、それぞれの意味や目的別の判断基準について詳しく解説します。

ベンチプレスの重量記録は1回成功でも成立する

一般的に、ベンチプレスで「○kg挙げた」という場合は、1回だけ持ち上げることができる最大重量(1RM)を指すことが多いです。

例えば、100kgのベンチプレスをフォームを崩さずに1回成功できた場合、「ベンチプレス100kgを達成した」と表現できます。パワーリフティングなどの競技でも、最大重量は1回の挙上記録で評価されます。

そのため、自己ベスト更新を目的にしている場合は、1回成功した重量が新しい記録として扱われます。

10回できる重量は別の意味で評価される

一方で、筋肉を大きくすることや筋力を伸ばすトレーニングでは、1回だけではなく複数回できる重量も重要になります。

例えば、100kgを1回しか挙げられない人が、80kgを10回できる場合、トレーニング能力としては80kgを安定して扱えていると言えます。

筋肥大を目的にする場合は、限界まで1回だけ挑戦するよりも、適切な重量で複数回セットを組む方が効果的なケースが多くあります。

目的によって「重量を上げた」の基準は変わる

ベンチプレスの評価基準は、何を目標にしているかによって変わります。最大重量を競いたい人なら1回の成功が重要ですが、筋肉を発達させたい人なら複数回できる重量の伸びも大切です。

例えば、ベンチプレス80kgが5回しかできなかった人が、同じ80kgを10回できるようになった場合、最大重量が変わっていなくても筋力や筋持久力は大きく向上しています。

逆に、1回だけ100kgを挙げられても、普段のトレーニングで60kgしか扱えない場合は、実用的な筋力とは別に考える必要があります。

ベンチプレスの記録でよく使われる基準

目的 基準になる回数 考え方
最大重量の更新 1回 自分の限界重量を測る
筋力アップ 3〜5回程度 高重量を安定して扱う能力を見る
筋肥大 8〜12回程度 筋肉への刺激やボリュームを重視する

このように、同じベンチプレスでも目的によって評価するポイントは変わります。自分がどの方向を目指しているかを決めることで、重量への考え方も変わってきます。

初めて重量更新を狙う時の注意点

新しい重量に挑戦する場合は、単にバーを持ち上げれば良いわけではありません。胸までしっかり下ろす、反動を使いすぎない、肩や腰に無理な負担をかけないなど、正しいフォームで成功することが重要です。

例えば、100kgを無理な姿勢で一瞬浮かせた場合と、正しいフォームでコントロールして挙げた場合では、同じ100kgでも意味が大きく異なります。

また、高重量への挑戦はケガのリスクもあるため、補助者をつけたり、安全バーを利用したりするなど、安全対策を行うことも大切です。

1RMを測らなくても成長は確認できる

ベンチプレスの成長は、必ずしも最高重量だけで判断する必要はありません。以前より重い重量を多くの回数こなせるようになった場合も、確実な成長です。

例えば、70kgを10回だった人が80kgを10回できるようになれば、最大重量を測定していなくても筋力は向上しています。

トレーニングを続ける場合は、1回の記録だけでなく、セット重量や回数の伸びも記録しておくと、自分の成長をより正確に確認できます。

まとめ

ベンチプレスで「その重量を上げた」と言える基準は、一般的には1回成功すれば達成したと考えられます。特に最大挙上重量の記録では、1RMが基準になります。

ただし、筋トレ全体で見ると10回できる重量や、複数セットを安定してこなせる能力も重要です。最大重量を伸ばしたいのか、筋肉を大きくしたいのかによって評価基準を変えることで、より効果的にトレーニングを進められます。

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